野草デビュー 35 センナリホオズキ(チョウセンホオズキ)


いただいたセンナリホオズキ

お豆腐屋さんのおかみさんが、店先の植木ばちから落ちた何かを
「ほら、これ食べてごらん」
と丸い緑の実をくれました。
甘酸っぱい!美味しい!

大きくて少し赤みがかったのが甘酸っぱくて美味しい

「チョウセンホオズキといって、子供の頃、新潟の田舎では他の草は刈るけど、この草だけはとっとくんだよ。実が甘酸っぱくておいしいから」
と教えてくれました。


「ほおきの形で地面に落ちて、それから熟していくのよ。落ちて自分の力で熟すこの実がえらいと思わない?」
私がすごく感激したので
「あげるから持ってって」
😃✌️
チョウセンホオズキの植木ばちをいただきました。
鉢の底から地面に根を張っていたのを引っこ抜いたみたいで、萎れて大丈夫かなあと心配。
大きな鉢に植え替えて水をたっぷり。
元気に。少し水やリをサボるとすぐに萎れるから、頑張らなきゃ✊‼️

牧野富太郎植物図鑑から

初めて知るチョウセンホオズキを調べるとセンナリホオズキというのだそう

牧野富太郎の原色植物図鑑には
なす科
畑地などに自生する一年草でやや短毛がある。
茎は高さ30cm位で多くの枝を持ち、通常斜めに横に広がる。
葉っぱは長さ3~7センチで先端尖る。
夏、黄白色の小花を葉っぱの脇に単生して下向きに咲く。
果実は緑色の小型で、膨大した宿存岳に包まれ、ほおづき同様、女児に喜ばれる。
宿存岳は卵形で五稜があり、稜角に短い軟毛を有し、先端は尖る。民間では果実を解熱剤とする。

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