見出し画像

野草デビュー39のネジバナ 有毒

 6月になってあっちこっちでネジバナの開花情報が聞こえてきます。
 

雑草を抜かないでいたら、ネジバナがやってきた

どこからどう、やってきたのか、私の植木鉢にも一本生えてきました。
 

お気に入りの1枚。ネジバナがきれいに撮れているし、シロツメクサも一緒に。

2年前に遊歩道で初めて出会ったネジバナ。かわいい!きれいな色!らせんに咲くのが不思議!宝物を見つけたような感覚でしたね。

 そんなネジバナが

 中村臣市郎先生の講座からの情報ですが、ネジバナは有毒とのこと。初めて聞いた有毒説。きれいな花には毒が、あるということなのでしょうか(スズラン、スイセン)
 ネジバナを食べた投稿がありましたが、苦くて食べられたもんじゃないとのことでした。
 ウィキよりネジバナを調べました。

 ネジバナ

 ネジバナ(捩花、学名:Spiranthes sinensis var. amoena)は、ラン科ネジバナ属の小型の多年草。
 別名がモジズリ(綟摺、盤龍参)。  

 目 : ラン目 Orchidales 

科 : ラン科 Orchidaceae 

属 : ネジバナ属 Spiranthes 

種 : ネジバナ S. sinensis 

学名 Spiranthes sinensis (Pers.) Ames var. amoena (M.Bieb.) H.Hara 

和名 ネジバナ(捩花) 

別名:モジズリ(綟摺) 

特徴 
 湿っていて日当たりの良い、背の低い草地に良く生育する。花色は通常桃色で、小さな花を多数細長い花茎に密着させるようにつけるが、その花が花茎の周りに螺旋状に並んで咲く「ねじれた花序」が和名の由来である。「ネジレバナ」、「ネジリバナ」、「ねじり草(そう)」とも呼ばれる事もある。学名のSpiranthes(スピランセス)は、ギリシャ語の 「speira(螺旋(らせん))+anthos(花)」に由来する。
 右巻きと左巻きの両方があり、中には花序がねじれない個体や 、途中でねじれ方が変わる個体もあるもある 。
 右巻きと左巻きの比率は大体1対1である。
  花茎から伸びる子房は緑色で、茎に沿って上に伸び、その先端につく花は真横に向かって咲く。
 花茎の高さは10-40 cm。花は小さく、5弁がピンク、唇弁が白。花のつく位置が茎の周りに螺旋状であるため、花茎の周りにピンクの花が螺旋階段のように並ぶことになる。
 この螺旋は右巻きと左巻きの両方が見られる。
 コハナバチのような小形のハナバチなどが花粉塊を運んで他花受粉が起こる。訪花昆虫が入り込めない隔離温室内などで開花した個体の場合、基本的にはほとんど結実がみられない。しかし長期にわたって花粉塊が運び去られないと、これが崩壊して柱頭に降りかかり、自家受粉を成立させる場合もあることが知られている。開花時期は4-9月。 

 葉は柔らかく厚みがあり、根出状に数枚つける。冬期は楕円形だが生育期間中は細長く伸びる。根は極めて太短く、細めのサツマイモのような形で数本しかない。ごく稀に真っ白い花をつける個体(シロネジバナ、シロバナモジズリ)が見られ、園芸愛好家に好まれる。 ねじれた花序のネジバナ シロバナモジズリ 

生育環境 

 日本全土、ヨーロッパ東部からシベリアにかけて、温帯・熱帯アジア全域、オセアニアなどに広く分布する。 

 ラン科ではめずらしく、芝生や土手、都市公園等の人間の生活圏に近い所で普通に見ることができる。この為、ともすれば花の綺麗な雑草として扱われ、芝刈り機で刈り取られてしまう。他方、その花の可愛らしさから、昔から愛でられ、愛好家主催の展示即売会等で、山野草として販売される事もある。昭和の終わり頃、当時の野性ランブームの中で管状の葉や斑入りなどの変異個体を収集するのが流行したが、単独栽培や株分けによるクローン増殖が困難なこともあって、ごく一部を除いて保存されていない。 

牧野富太郎学生版原色植物図鑑野外植物編より


いいなと思ったら応援しよう!