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野草デビュー 191 イヌホオズキ
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薬草教室で参道に向かう道すがらにあったイヌホオズキ。
野草グループの皆さんの投稿した写真を見るうちに段々覚えてきて、あっ!これはあれだ!とか感覚的にわかってきています。
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新宿小滝橋の道
イヌホオズキもその一つ。夏のワルナスビにそっくりです。トゲトゲがないので花も小さいしワルナスビじゃない。
しかーしみちくさ部さんによると写真ではイヌホオズキと断定できないとありました。「イヌホオズキの仲間ですがどれかは不明です(この仲間はGoogleレンズ無理です〜)」
めんどくさいのでイヌホオズキにしておきます。
ウイキの写真とは違う気がする。
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12月7日
まだ実がつかない
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12月9日の山手通りと新目白通りの交差点植え込み
もうしばらくすると熟れた実を見られることでしょう。
なんか楽しい😆💕✨
イヌホオズキ
牧野富太郎学生版原色植物図鑑野外植物編より
北海道から九州に到る山野に自生する一年草で、有毒植物一種。
茎には稜があり、60~90cm位で、文枝して直立するか或いは横斜し、無毛又は短毛を散生する。
葉は有柄、互生、長さ6~10cm、幅4~6cm位の卵形で尖り、やや波状をなし全縁である。
夏秋の頃、茎の節間に長さ1~3cm位の花梗を出し、小梗のある径6~7mm位の細花を雛形状に族生する。
顎は緑色で5片あり、花冠は5裂して逸状をなし、5雄蕊があって花喉部につく。
果実は径6~7mm位の球形のトマト果で黒熟し、小さな宿存顎を伴い、多数の種子がある。
ウイキより
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なんか私のイヌホオズキと葉が違うな
イヌホオズキ(犬酸漿; 学名: Solanum nigrum)は、ナス科ナス属の植物。
バカナスとも呼ばれ、ホオズキやナスに似ているが役に立たないことから名付けられた。
類: キク類 Asterids
類: 真正キク類I Euasterids I
目 : ナス目
科 : ナス科 Solanaceae
亜科 : Solanoideae 連 : Solaneae
属 : ナス属 Solanum
種 : イヌホオズキ S. nigrum
学名 Solanum nigrum L.
リンネの『植物の種』(1753年) で記載された植物の一つである。
形態・生態
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茎
茎はまっすぐに立ち、よく分枝して、高さは30-60cmになる。
まばらに短い毛を生じるが、無毛のこともある。
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葉
葉は長さ3-10 cmで、基部には1-5cmの翼を持つ葉柄がある。
葉は広卵形、先端は鈍いかわずかに突出し、基部は丸いかくさび状。
縁はなめらかか、波状の鋸歯がある。
葉質はかさついた感触で、葉の両面に短い毛を有する(が個体差は大きい)。
発芽したばかりの葉はナスやトウガラシと若干類似する。
茎の途中から花柄を出し、その先端に一見すると一点から複数が周りに広がる散房状に4-8個の花をつける。
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花
花は白いナス状の花びらから、黄色いおしべが突き出している。
萼(がく)は杯状で浅く5裂する。花冠は深く5裂して反り返る。
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果実
果実は未熟なときは青く、小さいトマトのようである。
熟すと直径0.7-1 cm、色は黒く光沢はない(個体にもよる)
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種子
種子は2 mm程度である。
イヌホオズキの仲間は互いによく似ており区別が難しい。
全草にソラニンを含むため、食べられない。
分布・生育地
世界の温帯から熱帯にかけて広く分布する。日本では史前帰化植物と考えられていて、日本全土に分布する。
主に畑や道端、民家の庭先などに生息する。一般的な家庭の庭にも生え、雑草として家主を悩ます。
人間との関わり
全草にソラニンを含む有毒植物である。しかし熱帯では全草を煮て食べる地域がある(例: ケニアのキクユ人)。
花言葉は「嘘つき」。🤣⤴️⤴️