見たことのある、知っている薬草を紹介するときに薬草の性質(中医薬による気味''性質と味'')も載せたほうが良いと思い、調べながら薬草デビューとして載せています。
生薬名のある薬草もありますが不明なものも多いのが現実で、これ以上調べようがなく、それで不明と記載することにしました。
漢方薬は気味(性質「寒,涼,平,熱,温」味「苦,辛,渋,酸,甘」)がはっきりしていますが、薬草に関しては伝来なので???😭なのです。
民間薬と漢方薬の違いを調べてみました
明らかに薬草は民間薬です。身近にあるもの。
中野の馬場香嶺堂で漢方薬を処方してもらいました。
10日分で1万5千円。
もったいないので10日分を30日で使ってました。このように漢方薬は高いです。
しかも長く続けなければいけないので金銭的に無理があり、漢方薬とさよならしました。
そんなこともあり民間薬(薬草その他も含む)が解れば良いなと頭の片隅にありました。
漢方薬の薬剤も民間薬も薬草。
野草・薬草デビューの一年生です。
この野草は何?から始まりました。
薬草は中村臣市郎先生のFBの投稿や有料ブログや著書、沖縄畑の学校上原文子さん、1960年代の薬草本、佐藤潤平著書、1920年代医学書赤本、東城百合子本そして韓国や中国の時代劇医療ドラマから学んでいます。
例えば韓国ドラマ「ホジュン」では貧しい人が自分でも病を治せるように、皆がよく知っている植物を薬草として教え使い方も教えるシーンがありました。
''医者の治療を受けられず死んでいく民のために新しい医書を編纂すべきと考えます''と王様に訴えるシーンもありました。
日本でも江戸時代に医師の指導に依らない、一般大衆のための民間伝承の薬として簡単に用いることのできる身近にある手に入りやすい薬を集めて使用法が書かれた「救民妙薬」(穂積甫庵)が編纂されています。
中村臣市郎先生は精力的に野草・薬草の薦めを投稿しています
かなり手厳しい指摘もあります。
身近な植物で病気が治ったり、元気になったり。なんて素晴らしいことなんでしょう。 私がお勉強しているのは薬草なので基礎は”野草を知ること”になります。
今は106種類の野草を覚えました。そこから薬草として使えるものがたくさんありました。
調べるうちに生薬名がついたもの、生薬名がないもの、薬草の性質がわからないもの。
そして地域に生えて地域で使われているもの(沖縄の月桃のような)、民間療法的なもの、使って治った人、使っても効果がなかった人、逆に悪化した人、様々です
そう考えると薬草は怪しいものの代名詞かもしれません。
近年になって薬草成分が化学的に証明され、経験だけに頼ってきた薬草が脚光を浴び、薬品、サプリメントに使われ認知されるようになりました。
それでも路傍の雑草、やっかいな畑の雑草を薬草として使うとなるとためらいが生じるのは無理もありません。間違えて毒草を摘んでしまったりとあるからです。
野草・薬草のお勉強は正しい知識それが一番なんだなあと思う今日この頃です。