野草デビュー71 ゲンノショウコ(No.90)北鎌倉野草観察会編12
北鎌倉野草観察会で草道を進んで行くと里山保存会の方が草道で休憩してました。
なのでその先に進めなくて保存会の方と案内人のなな艸さんは野草話。
その近くにあったのが、可愛い白い花。
走り書きのメモにあったゲンノショウコをネットで検索すると、
白い花と3~5に裂けた葉っぱ。
これは論より証拠、、、同じ写真がある!
ということで、ゲンノショウコ決定!
身近で見たことがない。北鎌倉で見た野草。
😃✌️😃✌️😃✌️
野草観察会に参加して良かった🎵😍🎵
バッチリ覚えました。
💚🌿☘️
中村臣市郎先生の「家庭で使える薬草107種」より
ゲンノショウコ
日当たりのよい山野、道端など日本本土に分布しています。
多年生草木で草丈は50cmほど。
茎は半ば地面を這い、普段は雑草の中に埋もれていますが、真夏の頃、赤紫か白色の花を咲かせます。茎葉全体に細かい毛が密生。
葉には長い柄があり、掌のように3~5裂しています。
地中に茎があり、根際から葉が生えているように見える根性葉を持ち、若葉には斑点が、あります。
果実は細長く先が尖って、まるでツルのくちばしのようなユニークな形をしています。
💚🌿☘️分かりやすい💚🌿☘️
佐藤潤平「家庭で使える薬になる植物第Ⅰ集」ではゲンノショウコの名前由来を詳しく書いてありました。
ゲンノショウコと仮名で書くと、なんのことかちょっとわからないかもしれないが、これを漢字で書くと「現の証拠」で、読んで字意のとおりで、おおよそ見当がつくであろう。
すなわちゲンノショウコという名称は薬効からきた名である。
このように薬効からきた名は別名や方言ではあるが、テキメンソウ、タチマチグサ、イシャイラズ、イシャゴロシ、リビョウソウ、セキリグサとある。
その他ネコアシ、ミコシグサ、ホッケクサ、ホッケバナ、チゴグサ、テンノウソウ、ベニチョクソウなど、たくさんの方言がある。
ネコアシ、またはネコアシグサというのは、葉の表面にある紫紋が、猫の足の裏の肉球🐾に似ているからであろう。
ミコシグサは御輿草で、長いくちばしの形をした果実のつき方が御神輿の屋根に似ているのでこの名があるのであろう。etc.
その他、朝鮮名、中国名の由来、学名など、5ページにも渡り詳しく書いてあります
💚🌿💚名前だけで5ページとは凄い💚🌿💚
ゲンノショウコ(ミコシグサ)ふうろそう科
原野、路傍に生ずる多年草で「ふうろそう」というがこれは間違いである。
茎は長さ50cmに達し、横臥又は多少立ち、枝を分かつ。
葉は長柄、対生、径3~7cmで掌状に3~5深裂し、初葉面に普通紫黒色の斑點がある。
裂片は長楕円形か、倒卵形で尖り、上部に歯があり、茎と共に毛がある。夏、枝頭か、葉間に花梗を抽き2,3箇の5花をつける。
花は白色、紅紫色、淡紅色、
径約1~1.5cmで、10雄葉と1雌がある。
花後は果を結び、熟後5穀片に裂けて種子を飛ばす。
乾いた葉を煎じて下痢止めの薬とする。
💚☘️🌱分かりにくいけど詳しい💚☘️🌱