牧野富太郎 学生版原色植物図鑑
![](https://assets.st-note.com/img/1687946936962-OosdWatlJb.jpg?width=1200)
野草に興味を持ったとき、手っ取り早く勉強できたのが主人の本棚にしまいこまれた牧野富太郎図鑑でした。
絵がきれいなので図鑑に引き込まれ、他の図鑑を買うことなく楽しくお勉強
1年で表紙がボロボロ
背表紙も折れて危ない
えぇー
メルカリで1冊7000円で出品されてました⤴️⤴️
こんな高価な本だったの⤴️⤴️
もったいなくて使えない
![](https://assets.st-note.com/img/1687954554561-zeOMSNHDol.jpg?width=1200)
❇️永久保存版❇️
牧野富太郎 学生版原色植物図鑑は
3冊セットです。
野外植物編 1954年4月24日
園芸植物編 1954年12月5日
続野外植物編 1956年11月2日
にそれぞれ出版されたようです。
図鑑の始めには
![](https://assets.st-note.com/img/1687954594577-4rv98UBzHI.jpg?width=1200)
牧野富太郎が92才の誕生日を迎えて
序文があります
❇️💚🌺
この本は皆さんもご承知の牧野日本植物図鑑をもとにして、路傍の花・田畑の畔草・山野の植物などのなかで特に眼につきやすいもの512種をえらんだ。
原色であるので容易に植物をみわけることができる。
なんでもわかるということは面白い。私は今年92才になった。
私は幾つになっても眼がみえる限り植物と共に生活を続けるつもりでいる。
私はふりかえって、私の生涯をみた。それは常に私の周囲を取り囲んでいた植物が、私を幸福という二字からはなさなかった。
そこで、私は、この幸福を、日本中の学生諸君をはじめ、植物を愛する人々にわかちたいと思う。専門家にならなくてもよい。
植物に接することは、健康的であり、美しく、楽しいものである。
そして一人でも多くの人が植物を好きになってもらいたい、私はそれを希望する。
(1954年学生版原色植物編より)
❇️💚🌺
1956年の続学生版原色植物編では
私は94才になった。私は幾つになっても眼がみえる限り植物と共に生活を続けるつもりでいる。
上の文と同文の序文
🌺💚❇️🌱🌺🌿❇️☘️
素晴らしいなあ❤️
牧野富太郎の植物好き好きが伝わってくる文章です。
私も野草好き好きになって生きてるのが楽しい、外に出て歩いてるだけで楽しい人生になってるので、牧野富太郎の書いた序文がわかりすぎるほどわかります。
いつも野草の名前を教えて下さっているみちくさ部さんの猛者の方々はもっと植物好き好きなのかなあと思います。
母親である私が息子に伝えたものが何ひとつない!と感じたので、私が覚えた野草のことを少しずつ話をして、調理して食べさせて、その辺の草は薬草になると教えています。野草・薬草の知識が息子にも伝わり、植物が好きになってほしいなあと願っています。
野草・薬草を覚えると絶対何かの役に立つと思っています。