「クライアントワーカー」がココナラで「クライアント」になって学んだこと
私は先日、在宅ワーカーとしての情報を整理したく、ココナラでアイコンをお願いしました。画風が魅力的だった方のアイコンを購入し、ワクワクと待っていたのですが、それが思わぬ展開に……。
今回は、ココナラでクライアントになってみたことで、
・クライアントがワーカーに求めたいこと
・スムーズなコミュニケーションのために必要なこと
上記の学びがあったので、それをまとめてみます。
自身の体験にプラスして、
今回の体験と今後の仕事姿勢について整理することができました。
・ココナラ購入でモヤモヤしている人
・ココナラ出品でやり取りの流れに悩んでいる人
に参考になったらなと思い、記録します。
お願いしていたアイコン制作案件について
お仕事で使うアイコンを用意したく、ココナラでアイコンを購入しました。実名公開しておらず顔写真を使いたくなかったので、条件を以下のようにしました。
【求めるアイコン】
・リアル感がある
・親しみが持てそう
アイコンに映えそうな画風の方を見つけ、思い切って購入ボタンを押下!詳細や写真を送付し、連絡を待っておりました。
ココナラから届いたメール
購入して詳細を送り、連絡を待っていたのですが、1日、2日と経っても連絡が来ません。「おかしいな?もう作業に入ってくださっていたりするのかな?」と思いながら連絡を待ちました。
そして2日後、ココナラから連絡が。
「出品者から48時間返信がなかったため、取引が自動キャンセルされました」との内容でした。
ココナラは、購入してから出品者から一定期間内に連絡がなければ、自動キャンセルされるという仕組みだそうです。購入者を守るために安心できるシステムですよね。
ココナラから自動キャンセル連絡のあと、購入していた出品者さまから連絡が入っていました。
とても丁寧なメッセージをいただき、気持ちよかったです。個人的に画風が気に入っていた私は、再度購入・依頼しました。
ところがどっこい
一度連絡がなかったために自動キャンセルになった方。再度お願いしたときには、納期を確認しました。「希望の納期はありますか?」と聞いていただいたからです。
再度購入したのは月曜日。連絡は以下のようにやってきました。
納期も確認できたので安心し、連絡を待ちます。
ところがどっこい、金曜日になっても、土曜日になっても、初稿ができた等の連絡が来ません。
日曜日から月曜日に日付が変わるころ、「あと数日待ってほしい」と連絡がきていました。
私が行ったことと突然な納品
納期日の深夜に「あと数日待ってほしい」と連絡を受けた私は、モヤモヤ状態です。
そこで、上記のことが原因でこのまま依頼をしていいものか迷っている旨と、以下の情報を教えてほしいと連絡しました。
月曜日にメッセージを送り、返信を待っていると、その日の夜に連絡が来ました。内容は以下のとおりです。
出した結論
昨日の夜に「数日待ってほしい」と言われていたのに、突然即日「正式な納品」があったので、びっくり!完成イメージも違う……!
送られてきたメッセージには、「あまりにもイメージとかけ離れている場合は、キャンセルも承ります」とも添えてありました。
イメージとは違うけど、せっかく書いてもらったんだからキャンセルするのも申し訳ない……と悩み、入会しているコミュニティ「ウィズママ」で先輩方に相談したのです。
「ウィズママ」で温かく相談に乗っていただき、取引キャンセルしたかった思いに改めて気づきました。最終的に、その方とのお取引はキャンセルすることに決めました。
「クライアントワーカー」が心がけたいこと
今回の経験で、クライアントワーカーとしての大きな学びがありました。
今後自分が
・クライアントになる
・クライアントワークをする
うえで、以下の4点をいっそう心がけていきたいと思います。
こまめに連絡する
人は連絡を待つ時間をとても長く感じてしまいます。連絡はこまめに取ると、信頼関係が築きやすいです。
実際は自分が返信を考えている時間の方が長いはずなのですが、LINEが返ってくるまでの時間のほうが長く、永遠にも感じてしまいますよね。
私は今までクライアントに連絡をするさい、相手の手をわずらわせないよう、タイミングを見計らって連絡を取ってしまっていました。
しかしクライアントになってみると、連絡がこまめに取れることがどれだけ安心か実感しました。顔も表情も見えない、素性もわからない人にお金を支払って仕事をお願いするのだから、考えてみれば当たり前のことですよね。
「クライアントへは即レス!」と学んだことの意味が実感できました。
作業の時間・確保できる時間を把握する
不測の事態で納品に遅れそうという場合は、なるべく早めにクライアントへ連絡するのが鉄則です。
しかし、「遅れそう」と判断するには、自分の作業時間を考え見通しを立てる必要があります。自身の仕事状況を、自分で把握する必要があると学びました。
上記のような情報を把握できていれば、判断に迷いがありません。意識して経験を積むことが大切だと感じました。
具体的なイメージを共有する
オンラインコミュニケーションにおいて、相手と共通のイメージを持つことが大切です。自分が持つイメージは、文字だけのやり取りでは伝えきれない場合があると実感しました。
例えば「納期」といっても、以下のように認識が違っているかもしれません。
「納期といえば伝わる」と思っていれば、フローについてもわざわざ確認しませんよね。共通イメージを持つには、具体的な数字やフローを可視化するのがベターです。
上のような情報を共有して流れを確認すれば、直感的に理解できますよね。お互いにスケジュール感が把握しやすくもなります。
どんな方法で提示すれば、イメージを共有できるか考え、工夫することの大切さがわかりました。
深くヒアリングする
「思ったんと違う」事態を防ぐには、はじめのヒアリングがとても重要です。クライアントの思いを形作る自分が、具体的にイメージできる段階までしっかり聞き取ることが重要だとわかりました。
クライアントが求めるものを理解するため、集めたい情報を質問にしてたずね、画像等共有してもらうとスムーズだと感じました。用意する質問には、選択肢や回答例を設けておくと、迷いがなく回答できます。
作業に取り掛かり、完成してからやり直しとなれば、ワーカーの負担が増え、クライアントの手間も取らせてしまいます。はじめに目指す方向性を確認しておくのは必須事項だと再認識しました。
まとめ
ココナラで「クライアント」になったら、「クライアントワーカー」が心がけるべき事項を学ぶことができました。
・こまめな連絡
・作業時間や確保できる時間の把握
・具体的イメージの共有
・深いヒアリング
今後私は、ココナラも利用しながら自分のサービス販売をするビジョンがあります。どうすれば価格以上の価値を提供できるか?考えながら、成長していこうと思いました。
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