ロースクールと予備試験


私はロースクール経由で法曹の道を目指すことが向いてる人は「あらゆる試験に耐え抜くメンタルを持った勝ち気で、スケジュール管理やプレッシャーに非常に強いタイプ」だと思います。

え?予備試験でも社会人しながら努力するって大変じゃない?って思いますよね。


夜間を除いての話しです。
ロースクールは①社会人というキャリアを捨てて、完全に学生の身分になる ②当然収入はストップする ③高額な学費 ④1単位でも落としたら即留年。退学を選択する可能性もある ⑤中テスト、期末テストなど、学期ごとに限られた時間内にロースクールのカリキュラムを消化しなければいけない ⑤年齢が上がる ⑥職歴がない

ざっとこんな感じです。
要するに①キャリアを捨て②将来の確実性がない、のにも関わらず、③限られた期間内に効率よく勉強し、定期試験のプレッシャーに耐えられる人 こそが、向いてます。

たいして予備の場合は
①コツコツ長期的な視点で物事を見る人
②堅実で安定志向な人
が向いてると思います

容易に理解できると思いますが、予備試験の場合は大抵は社会人として働きつつ、受験すると思います。当然、普段は働いてる分、法科大学院生より時間はありません。 
しかし、安定はあります。予備試験や司法試験が上手くいかなかったら、テストを受けるのをやめればいいのです。やめて、元々働いてる職で仕事を続ければいいのです。経済的安定がありますね。とてもとても大きいです。
そんなこと当たり前じゃん、と思う方もいるかもしれません。

ほんとに、めちゃくちゃこれは大きいです。
一度、社会人を辞めた私が経験しているからこそ、ほんとに「安定」にこそ勝るものはないです。

さて、そこで筆者はロー組か、予備組か。
明らかに性格的に予備組ですね。

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