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メルカリでは名前のわからないものでも売れている

どうも、note感想家の新山タカです。

知っているようでその正しい名前がよくわからない
ということはよくありますね。

いざ正式な名称がなんだろうかと
まじめに考えればよく分からないと愕然とします。

会話の中でボヤっと指し示すぐらいなら
それほど問題なく
「ああ、あれね。」
で済んでしまうのですが
モノを正しい名称で呼ばなければいけないとき
困ってしまいます。


ということで
メルカリが『名前がわからないもの展』を開催したという話題です。


インターネット上の取引で
売るものが何という名前なのか
わからないというのは一大事です。

メルカリはこの問題をどう考え
どのように対処するのでしょうか。

『名前のわからないもの展』の責任者の
Chiba Hisayoshi さんがどういう問題意識で
この展示を行ったかというと

メルカリの中では本当に様々なものが売買されており、「こんな物も売ってるんだ」とか、「こんな物も売れるんだ!」という驚きが日々あります。

要は「すべてのものに価値がある」からこそ様々なものの売買が実際に成立しているということなのですが、なかなかそんなことは言葉だけでは伝わりません。

『名前のわからないもの展』のつくり方

メルカリでは様々な
「こんなもの売れるの?」と
思うようなものが売れます。

このことはネットやテレビなどでも
報道されていることで
割と知られていると思います。

とはいえ
実際に売ってみる、
そして売れるという所までいくのは
知っているだけとはかなり距離があります。

すべてのものには価値があるということを
どうすれば伝えられるでしょうか。

マーケティングにおいて重視しないといけないのは、伝えたいメッセージを消費者の関心をひける、理解しやすいコンテクストに乗せて、それに適したフォーマットでコンテンツ化することです。

『名前のわからないもの展』のつくり方

表現は難しいですが
一見「売れないんじゃね?」
と思うものでも売れるのだということを
まだメルカリを使用したことのない人に
理解してもらう必要があります。

売れなさそうなもののわかりやすい例
として取り上げられたのが
「名前のわからないもの」なわけです。



名前がわからないものでも売れる!

商品を売るには、
そのスペックや価格が競合と比べて
合理的なものでなければ
いけないのは当然のことですが、
そもそも名前のわからないようなものは
競合が少ないといえます。

ブルーオーシャンといえば
非常に優秀で
画期的な商品を思い浮かべがちですが、
見向きもされないものも
ある意味敵がいません。

「いらないから売りたいな」となったらメルカリはかなりの確率で想起されるようになってきていると思いますが、「いらない」という気持ちから想起されるのは「ゴミ箱(≒廃棄)」がまだまだ多いです。実はメルカリの競合はゴミ箱なんです。

『名前のわからないもの展』のつくり方


実はメルカリの競合はゴミ箱なんです。


うーん、そこまでいうか。
メルカリの中の人でなければ書けない、言えない
文言ではないでしょうか。

「すべてのものに価値がある」
「メルカリでは何でも売れる」

このメッセージを伝える展示会が
『名前のわからないもの展』なのです。


#感想 #メルカリ #マーケティング #イベント




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