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便利になれば財布のヒモがゆるむ

最近あらためて気づいたんですけど
スーパーの外なんかに
けっこう自動販売機あるんですよね。

中で買ったほうが安いので
買うことがなかったのですが
人によっては
レジに並ぶのが面倒だから
ここで買ったほうがいいということでしょう。

ちょっとした利便性の提供が
おおきく消費者の行動を
変えるものだと感じます。




ということで

イオンのセルフレジ「レジゴー」の話題です。



この「レジゴー」、よくあるセルフレジから一歩進んで
バーコードのスキャンを買い回り中に済ませて
レジで行うのは支払いのみです。


比較対象がネットスーパーで
それよりは店舗に行く手間があって
利便性が落ちるものの
実店舗にきて商品を見て買いたいという
お客さんのニーズにこたえることを目指しています。


Amazonの Amazon Goはレジすらないので
イオンのレジゴーより進んでいますが
ネットショッピング最大手のアマゾンも
食料品に関して実店舗を
おいてみたということのほうが
意味が大きいです。


予想外の客単価上昇


「レジゴー」の導入で想定外だったのは
客単価の問題です。
驚くべきことに、
買い回りしながら支払金額が確認することができるのにもかかわらず
客単価は増えたというのです。


そんな中、予想外の効果として生まれたのが客単価の上昇だ。通常レジに比べて、レジゴーの客単価は1.3倍高くなっている。

 レジゴーでの買い物は、アプリがインストールされた専用端末または自身のスマートフォンで顧客自身が商品名と合計金額を把握しながら買い物ができる点が特徴となる。そのため導入前は、顧客が買い過ぎ防止を意識して客単価が下がることを懸念していたという。

 ところが実際導入すると、買い忘れの防止や、まとめ買いでもレジ待ちせずに会計できること、家族みんなで楽しみながら買い物できることなどが評価され、結果として同社では客単価の上昇につながったと分析している。

イオンのセルフレジ「レジゴー」はなぜ好調? 客単価が1.3倍になったワケ


イオン側の分析だと三点理由が挙げられていますが

買い忘れの防止については
端末を利用して、買い物客自身で登録させることで
計画的な買い物をしようとさせる効果がありそうです。

まとめ買いがしやすいに関しては
レジの時間が短くなるので、それはそうでしょう。

家族みんなで楽しみながら買い物できるに関しては
バーコードを読み込むのが楽しいとかでしょうか。


いづれにしろ、店も店員も客も三方良しなのはいいですね。


三つの理由をChatGPTに分析してもらう


このレジゴーによる客単価上昇についてのイオンの見解を
ChatGPTだとどう分析するのか興味があったので
ChatGPTに聞いてみました。
役割は経営コンサルタントです。


イオンが提示した「レジゴー」による客単価上昇の理由について、経営コンサルタントの視点から考察します。以下、3つの理由が妥当かどうかを評価します。

1. 買い忘れの防止
妥当性:
この理由は妥当です。顧客が自分でスキャンしながら商品をカートに入れるプロセスでは、購入するアイテムをリアルタイムで確認できるため、買い忘れが減少することは十分考えられます。また、リストアップしていた商品の購入を確実に行うことで、全体の購入量が増える可能性があります。これは特に、計画的に買い物を行う消費者にとって有効です。
考察:
さらに言えば、アプリや端末の機能で「おすすめ商品」や「関連商品」が表示されることで、顧客が計画外の商品もカートに追加する可能性が高まります。これが客単価の増加に寄与していると考えられます。

2. まとめ買いでもレジ待ちせずに会計できること
妥当性:
これも妥当です。従来のレジでは、買い物カゴが多いほどレジでの待ち時間が長くなり、ストレスや不便さを感じる顧客がいます。そのため、あえて買い物量を抑える消費者もいるかもしれません。しかし、レジゴーではレジ待ちの時間が短縮されるため、まとめ買いがしやすくなり、結果的に客単価が上がるのは合理的です。
考察:
また、まとめ買いが促進されることで、店舗の在庫回転率が向上し、効率的な在庫管理にも貢献します。これは、店舗全体の経営効率の向上にもつながるでしょう。

3. 家族みんなで楽しみながら買い物できること
妥当性:
この理由は、ある程度妥当ですが、影響の大きさには疑問が残ります。家族全員で買い物を楽しむことが客単価に直接的に影響するかは一概には言えません。ただし、家族で買い物をする場合、各メンバーが自由に商品を選びやすくなるため、結果的に購入品が増える可能性はあります。
考察:
さらに、子供や家族が購入を促進するような行動(例:子供が欲しいお菓子を次々にカートに入れる)が起きやすくなることで、全体的な購買量が増える可能性はあります。この点を考慮すると、家族単位での買い物が客単価に与える影響は無視できないでしょう。

総合的な評価

イオンが提示した3つの理由は、全体として妥当であり、特に「買い忘れの防止」と「まとめ買いでもレジ待ちせずに会計できること」が客単価の上昇に大きく寄与していると考えられます。「家族みんなで楽しみながら買い物できること」についても、間接的にではありますが、客単価の増加に貢献している可能性があります。

今後は、さらにデータを分析し、これらの要因の影響度を定量的に測定することが推奨されます。これにより、他の店舗への展開やマーケティング戦略の最適化が可能となるでしょう。

ChatGPT

なるほどなるほど。
自分の思いつかなかった分析もしてくれるので
役に立ちます。
「家族みんなで楽しみながら買い物できること」
にはちと疑問があったのですが
そこにもツッコミを入れてくれています。


レジゴーの実例が教えてくれること


レジゴーは
利便性を向上させることで
消費者がより多くのお金を使ってくれたわけですが
この結果が企業の予想外だったのは注目すべきことです。

一見合理的と思われる
予想が覆されたことは
人間の意志決定の複雑さを表しているといえます。

また、便利になれば客単価が上がったという実例は
企業経営だけでなくnoterにとっても
有益な教訓だと思います。


やっぱり便利なほうがいい 😍😍😍



#経営 #マーケティング #IT
 #ChatGPT #note








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新山タカ|コンテンツクリエイター
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