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オンライン

ろう者の間で、スマホに向かって手話をしている姿はよく見かけます。考えてみると、スマホはろう者にとって画期的なアイテムでした。

はるか昔、ろう者に連絡するのためには家へ行って伝えていたそうで、それから考えてもFAXもありがたい存在だったのでしょう。最初に書いた「愛していると言ってくれ」でも、FAXでのやりとりのシーンがありました。

それから携帯電話のメール、スマホの動画チャットとめまぐるしく情報アイテムが進化しており、私の感じるところでは、今や健聴者よりろう者から教えてもらう情報が多い気がします。

オンラインでのやりとりは、初めは戸惑いながらまた恥ずかしかったのですが、文字の苦手なろう者とは手話の方がスムーズなので、とても便利です。

なによりも健聴者にとってすごくいいと思ったのは、手話の勉強です。画面上ではとても近く感じて、手話を表す手の向きや形もしっかりと見ることができます。あくまでも、私の個人的な見解ですが…。
              つづく

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