母のうつ病について3
前回の続きです!
母は1度アルコール依存症で3ヶ月入院し
退院するも再び飲酒をして
すぐに入院することになりした。
退院してる時、
毎日後ろ髪を引っ張られながらの出勤で、
出勤直前に家事をお願いされたり
明日の仕事も終わらないのに早く帰ってきてほしいと連絡が来たり
結構大変でした。
親戚にも頼れず
家にいるのが当時大学生でオンライン授業を受けている妹だけでした。
母の面倒は妹がほとんど見ていました。
本当にありがとう。
学生なのにありがとう。
私はと言うと仕事仕事仕事…
職場に事情を話していない私は
教員あるある?の
若いやつがたくさん仕事すべし!
という考えのもと
たくさんの仕事を抱えていて
全く早く家に帰れませんでした。
主婦の先生方が家庭があるから
早く帰る様子を見て
若いからって何も家庭に事情がないと思ったら
大間違いだぞ!って心の中で腹が立っていた。
これは仕方がないことで
当然私もその立場になれば配慮してもらいたいけど
子育て世代は保育園のお迎え
ベテラン世代は親の介護
そりゃ独身は働きますよ。働けますよ。
でも私みたいな人もいるかもしれないから
若いやつは何も事情がないんだから働け!
みたいなのはもう古いと思う。。。
と、愚痴を挟んでしまいましたが!
(初任だったのでそれが大きいと思います)
私は母が負担ではあったけど
特に何もしてあげられていませんでした。
お見舞いは一度行きました。
閉鎖病棟の独特な雰囲気が重々しくて怖かったです。
母は泣いてました。
妹が大学を卒業したら自殺するようなことを話していました。
同じような仲間に出会って色々知識を身につけたと言っていました。
もう本当にやばいかな…って思って
私も泣きました。
その後3ヶ月しか入院していられないので
見舞いのすぐ後、退院になり
退院はちょうど夏休み期間だったので
お休みをとって事務手続きをしにいきました。
一応元気には見えました。
そこから家ではアルコール依存症の互助会のミーティングに励んでいます。
アルコホーリクス・アノニマス
アルコホーリクス・アノニマスは「無名のアルコホーリクたち」という意味であり、通常、AAと略されます。AAはアルコール依存症者が断酒を達成し、継続するために自発的に参加する世界的な自助グループです。AAには、飲酒をやめたいという希望がある依存症者であれば誰でも参加でき、会費や料金はありません。
正式にはこういう名前らしいです。
ズームで参加できるものもあるので、
もしアルコール依存症に悩んでいる方は
参加してみてください!
私は娘の立場で参加したことないので
詳しくはわかりませんが!
最初は怪しい団体かと思って注意してみてましたが、とりあえず2年くらい続けているけど大丈夫そうです!
慣れてくると司会とか役が回ってくるみたいですが!お金はかかってないと思います!
その後、うつ病は相変わらずなものの
断酒はできていました。
入院していた病院が遠かったことや
アルコール依存症でかかっていたため、
病院を転院し
今は3週間に1度の通院と、アルコール依存症のミーティングに参加している感じです。
退院してからもずっと寝込んでいたけれど
突然起きられるようになり
仕事も正式に辞め
今は安定しています。
月に一度2.3日、鬱の期間はあるけれど
その時にこっそりお酒を飲んだりもしてきたけれど(怒り)
必ず家族の誰かが病院に付き添い
なんとか普通の生活を取り戻してきたかなってところです。
今まで通院は1人で行っていたんですけど
嘘ばかりつく(取り繕う)ので
誰かが行くようにしました。
うつ期間にお酒飲んだこと自分では先生に話してなかったです。私が一緒の時伝えました。
専業主婦として家のことすごくやってくれて
たまに鬱にはなるけれど
とりあえず一安心しています。
またすぐ何が起こるかわからないけどね。
この前の冬には最悪な感じだったし。
今、安定しているのが数ヶ月続いているだけです。
振り返って書いてみたけど
いつ入院したとか結構わからなくなってた笑
もううつ病になる前の母の姿は思い出せない
日常になっているけど
安定していてほしいな。
母のうつ病を通して
職場に言えなかったからというのもあるけど
この仕事って家族に何かあった時に
休みが取れない、寄り添ってあげられない仕事だなって思ってしまったんだよね。
本当は公務員だし制度は充実していて
休みやすいのかもしれない
でも雰囲気とかなんか色々と無理だった。
仕事も大切だけど
一番は家族を大切にしたい私にとって
この仕事ってどうなのかな。
教員は
自分の時間・家・健康
など失うものが多くて………
母の病気は確実に私の仕事への気持ちを削いでいった。