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かぜ予防の常識?
昔からかぜの予防には「手洗い」「うがい」と教えられてきましたが、「うがい」はまず役に立たないようです。
日本ではないのですが、風邪をひいた人と健康な人の行動によって、かぜの感染率がどのように変わるのかという実験が行われました。それによると、風邪をひいた人の触ったコップに触った場合、50%で感染率が高いとのこと。
「接触感染」といって、感染したコップを触った手で知らず知らずのうちに目や鼻に触り、その際に手についたウイルスが目や鼻の粘膜にうつって、増殖をはじめる感染経路であります。
もちろん、せきやくしゃみを直接あびる「飛沫感染」は先ほどの「接触感染」よりは低い感染率ではありますが、考えられます。マスクの着用ともいわれますが着脱の際にウイルスが手などにつくことも多いです。
風邪予防には「うがい」よりも「手洗い」が効果的です。「うがい」は口の中の雑菌を減らして清潔に保つことで、ウイルスの増殖を防ぐ効果があります。実行する価値はありますが、なんといっても「手洗い」は最大の予防策です。
子供が熱を出しました。母親業が忙しくなりそうです。
今日も素晴らしい1日となりますように。