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体育の授業について考える#8 跳び箱でのスモールステップ②

36回目の投稿になります。

公立小学校教員のわいです。今週も始まりましたね。来週は3連休‼︎頑張りましょう‼︎

今回は前回に引き続き、体育のスモールステップについて書きます。

6つの場

対象は担任している6年生です。

場① マット4枚を重ねた場(マットは横です)(回転の感覚)
  跳び箱ではなく、マットで台上前転をします。
  安全面に気をつけながら、2人一緒に行いました。
  着地する部分にはマットを敷きます。

場②マット7枚を重ねた場(マットは横です) (回転の感覚)
 行い方は場①と同じです。

場③ロイター版とマットをステージに設置した場 (助走・踏切の感覚)
 ステージの下にロイター版、ステージの上にマットを縦に敷きます。
 助走をつけて、ロイター版で踏切、ステージに敷いたマットの上で前転をしま
 す。

場④マットとエバーマットをステージに設置した場 (着地の感覚)
 ステージの上にマットを縦に1枚、ステージの下にエバーマットを敷きます。
 ステージ場のマットから、ステージ下のエバーマットめがけて前転をします。
 着地に向けての恐怖心をなくしていきます。

場⑤跳び箱(4・5段)➕Uの字マットの場  
 これは児童の補助が必要となります。補助の児童二人は跳び箱の上にマットをU
 の字になるように持ちます。Uの字の間を台上前転をします。
 Uの字マットが横に落ちないように防いでくれます。

場⑥跳び箱(4段・5段)➕跳び箱の上にマットを敷く場
 飛び箱の上にロングマットを敷き、バランスを崩してもマットが守ってくれるよ
 うにします。これは補助なしで一人で行います。

場①から順に行なっていき、場⑥が成功したら、補助のマットなしの場で台上前転に取り組みました。※安全対策のために飛び箱の横にはマットを敷きます。
また補助なしで成功した子には、場⑥で膝伸台上前転にチャレンジするように指示を出しました。成功した子もどんどん出てきています。

結果的には場⑥での成功を含め、8割以上の子が台上前転に成功しました。

最終的には、全員がなんとか場⑥では成功できるようにしたいです。

お読みいただきありがとうございました‼︎





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