ミネラルの吸収を阻害する添加物
ただでさえ食品中のミネラル量が減っているのに、ミネラルの吸収を妨げる添加物が、多くの食品に使われています。
それが「リン酸塩」です。50年以上前から多くの食品に使われていますが、分子が大きくて腸から吸収されない安全な添加物とされ、どんな食品にも使える上に、使用量の制限がなく、さらに表示も一括表示でよいため、入っているかどうか、ほぼわかりません。
一括表示の「ph調整剤」「乳化剤」「安定剤」「酸味料」「調味料」
「膨張剤」「増粘剤」「イーストフード」などにはリン酸塩がほぼ入っている可能性が高く、ほぼ全ての加工食品に使用されているので、消費者は完全に避けるのは不可能です。
特に多く使われるのは冷凍食品で、解凍したときに形が崩れないように用いられます。
ミネラル不足の現在は、ミネラルを体外に排出させる食品添加物は、「人の健康を損なうおそれがない旨の確証がないもの」の販売を禁止した食品衛生法により、規制すべきと考えます。