子どもたちへ

生まれたあの日から今日まで
大きく育った子どもたち

いつかあなたは

小学生になり　大人を知る
中学生になり　社会を知る
高校生になり　世界を知る

学校になんて行かなくてもいいけど

いつかあなたが

全てから目を背けたくなったとき
この世界に絶望して消えたいと思ったとき
思い出してもらえるように

私はあなたたちの救いとなりたい

居場所と呼べるような逃げ場所を
ここで作って待っている

何も話さなくていい
したいことをすればいい
ただ隣に居てくれればそれでいい

いつか

そのいつかは私の生きる理由だ

いつか
世界に絶望したとき
「あのとき何していたの」と聞かれたら
私は
胸を張って生きていたよと答えられるように
あなたに恥じないように

どうか

どうか
幸せなまま
あなたがあなたでいられますように

愛されていたことに
気が付かないままで

18歳の私より
愛を込めて！