歴史探検隊中国歴史旅ノート「敦煌と太白山」⑥ 日誌平成30年10月17日(水)

画像1 歴史探検隊中国歴史旅ノート「敦煌と太白山」⑥ 日誌平成30年10月17日(水)記録者:松岡知保隊員 六時一五分 気温は五度。七時に朝食をすませ八時にバスで敦煌に向かって出発しました。
画像2 最初に向かったのは懸壁長城です。ゴビ砂漠の中に在り明代の1539年に建造された城壁が天に向かっていきます。途中に金持ちが趣味で作った長城がありましたが、8時半頃に到着しました。隊員の多くは山頂まで往復しましたが、私は途中で引き返してきました。周囲にはダリアが咲いて綺麗でした。 午前一〇時 懸壁長城を出発しました。嘉峪関から敦煌の砂漠地帯では葡萄と杏が有名らしく、馬さんから葡萄を二粒いただきましたが、とても美味しかった。スイカも有名で、朝昼晩必ず食卓にスイカが並びます。
画像3 10時半過ぎ、高速道路(G三〇号)を西に走ります。レンガ作りの家が並び、北側には黒山山脈が続き、赤土の場所が見えました。清原パーキング、赤金パーキングを通り過ぎていきます。一一時過ぎ、高速道路の左右に数え切れないほどの風力発電用風車が平地一杯に並んでいました(龍源電力発電所)。
画像4 高速道路を進むにつれて砂嵐が激しくなり、二、三百メートル先が見えなくなってきま した。バスの運転手さんは慣れているのでしょうか、スピードを緩めることも無く走っていきます。もっとも、車の通行量も少ないのですが?  正午も過ぎたので、瓜州インターから一般道路に出て、三蔵法師も通ったという通りを抜けて昼食会場の宏金源大酒店に行きました。
画像5 二時一五分 レストランを出発し、再び瓜州インターから高速道路に入りました。ますます砂嵐が激しくなります。一〇〇メートル先が見えません。日本で言うところの台風で風速四〇メートル以上の状況でした。 午後四時 敦煌市に到着しました。標高一三九〇メートルです。  敦煌での最初の見学先は鳴砂山でした。本当は駱駝に乗って見学するはずでしたが、激しい砂嵐のために砂山にも登れず、駱駝にも乗れませんでした。
画像6 余りの強風のために直径五〇センチ程になったラクダ草がいくつも風で転がっていきました。※ガイドさんが、砂嵐ですからカメラに細かい砂がはいります。鞄にいれてくださいといわれたのに、撮影したら隅に黒い影が入り、翌日から使えなくなりました。
画像7 月牙泉は、別名を「藥泉」ともいわれています。数千年という時を刻みながら絶えること無く湧き続けているといわれ、古来から、仙人が住む場所として寺院が建てられていたようで、現在でも寺が建っています。
画像8 テル到着後に夕食をいただきました。その後はガイドの方さんの推薦で敦煌劇を鑑賞しましたが、素晴らしいものでした。
画像9 17日日誌担当の松岡知保隊員(左)と熊田正雄隊員です。

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