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2024/8/19 骨折11日目 歯と骨とベニシアさん

3ヶ月に1度の歯のメンテナンス。
今回は右奥歯が浮いているのが気になっていたので、松葉杖で行く。
骨折で体のバランスが崩れ、歯の噛み締めもきつくなり、一気に悪化していた。

「抜きましょう」
予想はしていたけど、
歯も骨なんじゃないの?
骨に対する執着心が普段より強い。
骨折した上に歯まで抜くなんて…。
骨折が治った後でもいいか、聞いてみた。
「左でばかり噛むようになるし、右奥歯の隣りの歯にも影響が及ぶ」から、今日がいいとのこと。
麻酔をして、麻酔が効くまでの間、歯のクリーニング。
クリーニング終了後に抜歯。
一瞬で終わる。抜いたことも気づかなかった💦
結果、食事に支障も出ないし、抜いてスッキリなのだった。

ちなみに歯と骨は成分は似ているが、大きな違いは、
骨には血管が通っていて、新陳代謝を繰り返し、新しい骨と入れ替わっているところ。
そのおかげで骨は折れても固定しておくと元通りくっつく。
でも、歯は新陳代謝しないから、虫歯などで穴が開いてしまうと、自然には治らない。

だそうだ。確かに歯は折れたら治らない。


ベニシアの「おいしい」が聴きたくて 読了。
ベニシアさんのご主人、梶山正さんが
ベニシアさんの亡くなるまでの介護の8年間をご自分の視点で書いた本。

ベニシアさんの講演会に行ったことがある。その時ベニシアさんは
「苦労もいっぱいした。秘密もたくさんある。気が変わって、
書くこともあるかもしれないけど、今は墓場まで持って行くつもり」
と話されていた。
これは、ベニシアさんが墓場まで持って行きたかった秘密なのではないか?

ベニシアさんのファン(私も)はベニシアさんが病気を発症された後、
どのように症状が進んでいったか、ではなくて、
病状が落ち着いている時間がわずかであっても、最後に何を思い、
お見舞いに来てくれた友人や家族が何を話しかけていたのか、
励ましの言葉に慰められたのか、を聞きたかった。

亡くなるまでずっと、たくさんの友人がお見舞いに来てくれて、
囲まれていたベニシアさん。
きっと、彼女も同じように友人に尽くし、愛した人なのだと思う。

ご主人は後悔ばかりで泣きくらしていると書いてあった。
なくなって2ヶ月で執筆を始めたそうなので、
気持ちの整理がついていなかったのだろう。
そして、後悔してもしきれないのはどれほど尽くしても同じだろう。

でも、私はこの本を読んで、「後悔しない」と決めた。
後悔しても戻れないし、それは相手を思ってのことのようでいて、
自分がしてしまったことを悔やみ、自分が苦しいというだけだから。

ベニシアさんはご主人を大きな愛で包み、守り、許してきたのだと思った。

*見たもの 
 ブラックペアン2
 虎に翼

*読みもの
 ベニシアの「おいしい」が聴きたくて 梶山正

お昼ごはん
夫 カツ丼(お弁当)
私 おかゆ
夜ごはん
チキンソテー ハニーマスタードソース(生協) 夫のみ
サラダ キャロットラペ、きのこのマリネ
ごはん 夫は納豆。
私はブラックペアンで趣里ちゃんが食べていたのを見て、たまごかけごはん

夫:解凍した生協のチキンソテーをフライパンで焼いた
キャロットラペ、きのこのマリネは私が作った
テレワークしながら合間に病院に連れていき、仕事が忙しくなり
お昼はお弁当。
せっかち炸裂していた。




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