2024/12/22 92歳のリフォーム(骨折から136日目)
昨日、栗原はるみさんの出汁の話を書いたら
いただきました。
雅結寿の飲むお出汁。シンクロうれしすぎ
義父(92歳)が家のリフォームをしたいと言う。
バリアフリーとか、暮らしにくいのならばわかるのだけれど
「デイサービスにバスで行く時、他の家がみんな立派で
自分の家がみすぼらしくて、みじめだ」
と言う。
他の家は見ていないので、なんとも言えないけれど
言うほどみすぼらしい家ではないと思う。
どこをリフォームしたいのか聞くと
「どこからどこまでがウチの土地かわかるように
フェンスを建てたい。
見栄えがいいように、電動シャッターを付けたい。」
両隣が亡くなった時に土地を購入して、3軒分が自分の土地なので
それを知らしめたいということだ。
デイサービスに一緒に通っている人たちの
どのくらいの人が他人の家を眺めているのだろう。
ほとんどの人は興味がないか、認知できないのではないのだろうか。
義父はデイサービスに行きたくない。
義母が行くので、1人で留守番できないから
渋々行っている。
誰とも口を聞かず、腕組みをして下を向いているか、
体操とかやりたくなくて、不貞腐れて寝ているか
どちらかなのだそうだ。
家がどうこうよりも、
不貞腐れて寝ている方がカッコ悪いと思うけど😅
さらにリビングを増築したいそうで
「介護認定の日に役所の人が来た時、狭くて恥ずかしい」
狭くない。モノが多すぎるだけだ。
市役所の人もそんなことは見ていない。
義父は施設には絶対に入りたくないと思っている。
お金を持っていると施設に入れられると
心配しているのではないかと私は考えている。
義兄は大反対で、今はお互い口を聞いてないらしい。
オットは
「趣味なんだから、自分のお金を使ったっていいじゃない。
健康で世界一周の船旅に出て、お金使っても
誰も何も言わないでしょ。同じだよ」
お気楽な次男が外野から他人事のように言っている。
考え方は好きだ。
栗原はるみさんのやりたいこと100リストの中に
リフォームがあった。
はるみさんは仕事に直結しているので、ちょっと違うけれど
家のインテリアが好きで、趣味でもあるのだと思う。
そう、自分のお金なんだから好きなことに使えばいいんだよね。
とは言え、私は義兄の肩を持ちたい。
義兄は、万が一施設に入ることになった時に
超ワガママな義父が少しでも気にいる施設に入れてあげたいのだ
(実際はどこであっても気に入らないのは間違いない)
一生懸命介護して、良くなってきたら煙たがられて、
それでも心配で自分の家に戻らず、実家で寝泊まりしている義兄。
義父は自分の母親の介護を一切せず、毎週ゴルフで家にいなかった。
そして、義母が1人で介護を背負い、大変な時に
愛人を作った。
子供はそういうことを見ている。
そして、実際に介護になったときに思い出す。
以前から練習している言葉をお正月は連発することになるだろう。
「どちらのお気持ちもよくわかります」
実は次男のオットにはリフォームは事後報告。
帰省する時には完成しているらしい。