『会社を踏み台にしていいんじゃない?2(新入社員の3割は3年目までに退職?)』42
厚生労働者が発表しているデータに非常に興味深い資料があります。
新規学卒就職者の約3割が、新卒で入社した会社から離職するというものだ。『おにぎりマン』の肌感覚的には、本当なの?って感じですが、実際に、厚生労働省が開示するデータですから、信頼性が高い。
事実だと認識することが、それが素直な受け止め方になりますよね。
参考までに、下記に、厚生労働省が発表した離職率に関するホームページをご紹介させて頂きます。
1.他人事じゃぁないよなぁ
1-1 先日の出来事
『おにぎりマン』の勤める本社で会議が午後から開催され、会議が長引き、19時半に本社を退社することになりました。
その日は、会議開催者が気を使ってくれて、会議参加者で飲みにいこうと誘われましたが、「おにぎりマン」は家族の予定もあり、断腸の思いでお断りをいれました。
会議参加者と別れて、諸用事を済ませてから、帰宅に就こうとエレベーターに乗車し、グランドフロアーに到着し、最寄りの駅に向けて歩き始めた矢先に、急に聞き覚えのある女性からの声でした。
声を掛けてくれた女性は、「おにぎりマン」が本社に勤めていた際に、隣の部署に配属された入社4年目の学卒の女性社員でした。
女性社員 :「おにぎりマン」さ~ん、久しぶりじゃないですか
ぁ。今日はこちらにいらっしゃったんですか?
元気でしたか?
※屈託のない笑顔で、手を振って近寄ってきてくれ
ました。
「おにぎりマン」 : 久しぶり。元気でしたか?
「おにぎりマン」は元気でしたよ。
(腰痛は酷い状況でしたが。。笑)
女性社員 : 元気でしたよ。
「おにぎりマン」 : 遅くまで仕事してない?19時半回ってるよ。
遅くまでご苦労さまでした。
女性社員 : 能力がないのと、要領が悪いから、時間がかかるん
ですよね。
「おにぎりマン」 : 要領が悪いんじゃぁなくて、「カスタマーファース
ト」の気持ちを強く持つと色々な施策だったり、
提案だったりを考えちゃうから、工場サイドの技術
部だったり設計部からリジェクトされたりして、
顧客と板挟みになってんじゃぁないの?
女性社員 : ・・・・・。わかるんですか?
「おにぎりマン」 : 長いからね。なんとなくね。
女性社員 : 頑張んないといけませんよね。
「おにぎりマン」 : ・・・・・。
女性社員 : 上司の期待にも応えたいから、頑張んないとね。
「おにぎりマン」 : もうすでに、それだけ頑張ってるんだから、それ以
上頑張ってどうするの?
頑張らなくていいんじゃないかな。
女性社員 : 頑張らなくていいんですかぁ?笑笑
「おにぎりマン」 : 伝えたいことは、「見かた」だとか「視点」を変え
た方がいいかもね。
いつも正面ばかりじゃないからね。側面も裏面もあ
るしね。
女性社員さんが、頑張ってることは、みんな知って
るからね。頑張りすぎると、苦しくなるよ。
女性社員 : えっ。
「おにぎりマン」 : お客さんが望んでいること、わが社ができることを
まずは整理した方がいいんじゃない。
フル仕様は、フルコストになるからねぇ。
採算合わないしね。
勿論、顧客の期待には応えたいけど、現実的かつ
中間的な折り合いがあるはずだよね。
わが社は全てができるわけじゃないから、お客さん
が絶対要望する最低限譲れない事項をまずは、ソリ
ューションして、そのあとは、追加事項のように
重ねていく方がいいんじゃない?
女性社員 : 面白い考え方ですね。
「おにぎりマン」 : そう?
その後は、四方山話をしつつ、最寄りの駅で同じ方向の電車乗車して、「おにぎりマン」は途中下車してお別れをしました。
女性社員は、今日は自宅とは違う駅で、予定があるとのことで、予定の駅に向かって、電車で去っていきました。
1-2 おにぎりマンセンサーと奥さんのコメント
なんとなく、危険な香りを直感的に感じつつ、「おにぎりマン」センサーが、ピコーン、ピコーン、ピコーンと鳴続けていました。
自宅に帰宅し、「おにぎりマン」の奥さんに、事の顛末を話したところ、
絶叫モードで、奥さんから、
なんで話聞くから、食事でもしないか?って言えなかったのよ!
そこが大切でしょ!大変なことになってからじゃ遅いのよ。
と言われる始末でした。
そうなんだよね、気をつけないといけないんだよね。こんな時は。
入社3年目、4年目になってくると、後輩も配属されるし、「おにぎりマン」の会社では、3年目から最初の昇級試験が始まるので、仕事と昇級試験の折り合いも難しくなり、身体的にも精神的にも時間的にもアップアップの状態になるんですよね。
昔気質の上級上司は、
「我々の若い頃は当たり前だった。そんなのはやって当たり前!
なに甘やかしてんだ!お前はアホか!」
ってどやす始末。
また、若手が退職した場合は、直属の上司が悪い、指導がなっていないと、昔気質の上級上司は、他責にするいつもの定石を踏む。
「おにぎりマン」は、何も解決はできないけど、話だけを聞くだけになってしまうんですよね。残念。本当に残念。勿論、問題を解決して欲しいとは女性社員は思ってもいないとも理解している。
このような時は、「おにぎりマン」に変身していない生身のただのオジサンで、物理的な力を得ていませんので、気持ちが凹むしかないんですよね。
悔しいですね。
一方、残念ですが、「馬鹿野郎」退職はできないんですよね。
理由は簡単です。
まだ、経済的自由を得ていないから。
サラリーマンは、絶対的な人事権を持たないと立ち振る舞いが難しい側面も多々あったりもする。
その気持ちとの引き換えが、本業邁進ですから。
それも理解できています。
2.女性社員との四方山話のなかで
2-1 視点を変えよう ⇒ 5つの収入源を作ろう!
女性社員とわずかな帰宅の会話のなかで、サラリーマンだけが人生の中心じゃないよ、全てじゃないよって、直球で伝えることは押しつけでもあるので、遠回しに、「おにぎりマン」の挑戦である5つの収入源について、女性社員に伝えてみた。
非常に明るい笑顔になり、「滅茶苦茶興味がありますよ。『おにぎりマンさん』、また今度教えてください!」。
お別れの前に、「おにぎりマン」が女性社員に最後に伝えた言葉は、
『今の会社は、属性が高いんだよ。それを忘れちゃだめだよ。
世間一般から判断される基準で照らし合わせると、属性が高いん
だよね。意外と社内にいると理解できないんだよね。』
女性社員は、「えっ!」
理解はされなかったと思う。
2-2 もっと早く気が付くべきであった
「おにぎりマン」は、定年まで残り3年半を切りました。
アラカン世代のど真ん中。もっと早く、属性が高いことを理解するべきあった。アラカンだからこそ、最大限、会社を踏み台にして、自己研鑽をすべきであったと、「おにぎりマン」は猛省をしています。
「おにぎりマン」と同じ思いのアラカン世代の方々が沢山いらっしゃるのではないかと思います。
「おにぎりマン」は、勇気を持って行動を起こしていきますね。
出来るだけ早く、経済的な自由を得ます。そのための5つの収入源を確立します。
改めて、「おにぎりマン」の3つの考え方を実践します。
勿論、心の中で、『おにぎりマン』に変身して、会社を踏み台にして、アラカン前ですが、成長します。
そして、サラリーマンを『卒サラ』します。
脱サラじゃありません。卒業サラリーマンです!
2-3 お礼
今回も、「おにぎりマン」の note に立ち寄って頂き感謝申し上げます。
引き続き、お時間があった際は、お立ち寄りいただけると嬉しいです。
次回の投稿も、よろしくお願いします。
前回投稿も下記に記します。是非、読んでいただけるとありがたいです。