バック・トゥ・ザ・フューチャーの伏線が面白過ぎる話
どうも、ハタガミです。
この前の土曜日にバックトゥザフューチャーを見て、大量に散りばめられた伏線とその回収に感動したので、忘れないうちに書いておこうと思います。
手紙の伏線がヤバすぎる
私が小説を書くときには、精々大きな伏線を一つと、と細かい伏線をいくつか散りばめるだけだったりしますが、この作品は次元が違いました。
最初から最後まで伏線だらけで、ひたすら伏線とその回収が繰り返されます。特に、過去に行ってマーティが若いドクへ書いた手紙を、30年間ドクが大事に持っていて、そのおかげでテロリストの銃撃から生き延びたところには感動しました。個人的にこの作品の最大の伏線だと感じます。マーティとドクの時間を超えた友情を象徴するシーンでもあります。
その前までのシーンでドクは何度も「未来を知ることはダメだ」と歴史への干渉についてお堅いことを言っています。しかし警官に賄賂を渡すシーンで、ドクの性格が柔らかいことが示されています。そして過去に貰ったマーティの手紙を見せたときに、「まぁこの際だ。堅いこと言うな」と笑うのです。本当に感動しました。好き。
最後の締め方も完璧
この作品は、過去に戻る作品です。そして最後は未来に行きます。
そのときに次元転移装置を起動させるために車を140キロまで加速させなければならず、マーティは「ここじゃ道が足りないよ」と言います。そしてドクがそれに対して、「道? 未来に道など、必要ない」と告げて、この作品は締めくくられます。
まさしくこの作品で伝えたいメッセージである「未来は自分で切り開く」というものをはっきりと伝えて締めくくってあり、すごくスッキリした気持ちで見終わることが出来ます。
私もこのレベルの物語を作れるようになりたいと、心から思いました。
正直まだまだ伝えたりないのですが、書こうと思うと無限に書いてしまいそうなので、さっさと筆を止めておこうと思います。
それではまた次の記事でお会いしましょう。
では。