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ロックバンドのCDを初めて買った日

前回までの記事に書いた通り、僕のSOPHIA熱は最高潮に高まっていた。

いつも通り松ちゃんのLIPSを聴いていたら、今度マテリアルというアルバムをリリースするということを知る。

今までCDといえばシングルCDしか買ったことがなく、しかもロックバンドのCDを買うのは初めてだった。

僕は自転車で地元の東京都板橋区蓮根のVOICEというCD屋に向かった(多分もう今は無い)

店に入ると新譜コーナーにマテリアルがあった!

なんか緑の紙がくしゃくしゃになってるだけで、どんなアルバムなのか想像ができない!

そしてレジで初めてCDを買うのに3000円を支払う…CDには1000円しか出したことがないのだ。

家に帰って開封…

これがアルバムというものか…
紙ジャケの質感がなんか良い…

そしてCDラジカセにディスクを投入…

そして流れてきた「大切なもの」


今までバンドの曲といえば、SOPHIAの黒いブーツやビューティフル、ラルクのHONEYやGLAYの誘惑みたいな派手目な曲しか聞いたことがなかった。


なんだ?この静かだけど心の奥底が熱くなるサウンドは…???


初めてバンドサウンドの魅力に取り憑かれた瞬間だった。


そしてSOPHIAに完全にハマってしまうきっかけになったのが


Place〜


暗い…
でも頭に残ってしまうサビのメロディと、サビの最後の「場所まで〜」の松ちゃんの綺麗な高音。


元々闇を抱えていた性格の中学生の心にブッ刺さったのだ。

ていうかマテリアルが全体的に暗くてどんよりしてるのよね。

それが生まれて初めて触れる感じの音楽で、なんかヤバい音楽に出逢ってしまった…?という感想だった。

クラスのみんなラルクとかGLAYしか絶対知らないし、ヤバいの見つけちゃった!って感じ。


そんなこんなであれから20数年、SOPHIAファンを続けてますね…

次は初ライブのことでも書こうかな…

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