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【第2回目】今の日本を取り巻くお金の環境①

まずは今の日本を取り巻くお金の環境からお伝えします。結論からお伝えしますと、日本を取り巻くお金の環境は非常に厳しいものだと思います。

では、なぜ厳しいのかといいますと以下の5点です。

  • 低金利

  • 物価高騰(=インフレ)

  • 低賃金

  • 少子高齢化

  • 老後に対する不安

1つ1つ丁寧にご説明いたします。「そんなの知ってるよ」という方も多くいらっしゃると思いますが、最後まで読んでいただければ嬉しいです。

まずは「低金利」を説明します。
みなさんご存知だとは思いますが、お金を普通預金・定期預金として銀行に預けていると定期的に利息がもらえます。では、その利息がどのように決まるかといいますと、金利で決まります。

そのため、
金利が高いということはもらえる利息が多い
金利が低いということはもらえる利息が少ない
ということです。

今の日本はどっちかといいますと「低金利」です。
昔と今の金利を比較するとわかると今がどれくらい低いかわかると思います。

1990年頃と2024年の定期預金の金利を比較します。

●1990年頃
  金利:6%前後
●2024年 (10月1日現在のメガバンクの金利)
  金利:0.125%

全然違うのがわかると思います。

では、1990年頃と2024年の定期預金の金利で1,000万円を1年間預けた場合のもらえる利息を比較します。

●1990年
  元金1,000万円→約1,060万円 
●2024年 (10月1日現在のメガバンクの金利)        元金1,000万円→約1,001万円
※税引前の計算です。おおよその金額の目安で見てください。 

見てわかると通り、今の金利ではほとんど利息がもらえません。今回は1年で記載しましたが5年、10年ともっと長い期間で比較すると福利の効果がより働きもっと差が開くと思います。

ちなみに、日本は今年にマイナス金利解除・利上げというものがあり、金利が上がってこれくらいのイメージです。数年前の定期預金の金利は0.002%程度ですので1,000万円を1年預けて、もらえる利息は200円です。ここから税金が約20%引かれますのでジュース1本買える程度です。
どれくらい低いかなんとなくご理解いただいたかとと思います。

何が言いたいかといいますと、昔は銀行にお金を預けるだけでお金が増えていましたが、今は銀行にお金を預けてもお金が増えない時代ということです。

ただ、悪いことだけではなくていいこともあります。何かといいますとお金を借りる(=ローン)場合です。車を買うときや家を買うときにはお金を借りている人も多くいらっしゃると思います。その場合、ローンの金利も低いので、返済するお金が少なくなるということです。

また、これからの日本は【金利のある世界】になると言われておりますので、金利が高くなりお金を預けた場合にもらえる利息も多くなります。 

低金利が必ずしも悪いことだけではないですし、これからは金利が高くなりつつあると言われております。それでも他の先進国と比べると日本は低金利ですので、今回はお金を取り巻く環境がよくないことの1つとさせていただきます。

今回の内容は以上とさせていただきます。
次回は「物価高騰(=インフレ)」についてお伝えできればと思います。

普段このように記事を書くことはほとんどありませんので、分かりづらい点・誤字脱字もあるかと思います。また、こうした方がわかりやすい・読みやすい等があればコメントで教えていただけると幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。みなさまからのコメント、スキ、フォローが本当に励みになっております。ありがとうございました。


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