
【第3回目】今の日本を取り巻くお金の環境②
今の日本を取り巻くお金の環境が厳しいと思う要因2つ目「物価高騰(=インフレ)」についてご説明します。
先に結論から申しますと、物価高騰(=インフレ)の何が問題かといいますと、お金の価値が減ってしまうことです。
詳しくご説明します。みなさんも感じていると思いますが、ここ数年でさまざまな物の値段が上がっています。身近なスーパーで説明しますと、スーパーに置いてあるものは軒並み値段があがっています。もしこの記事を読んでる方があんまりスーパーに行かない方であれば、「スーパーに置いてあるもの値段ってここ数年で値段あがった?」と家族の方に聞いてみてください。きっとほとんどの方があがったと言うと思います。それだけたくさんの人が実感するくらい値段はあがっています。
また、若い方のイメージしやすいものでいいますと「ディズニーの1dayパスポート」。昨年、1dayパスポートが1万円を超えたとニュースになっていました。私が学生の時(今から約15年前)は、確か5千円くらいだっと記憶しております。私が学生の時と比べればアトラクションも増えていますが、チケット代だけで比較すると2倍になっています。私が学生だった時は2回も行けていたディズニーが今は1回しか行けません。単純に1万円の価値が下がっているのがわかると思います。これがお金の価値が減ってしまうということです。
では、日本はどれくらい物価が上がっているかといいますと、最新のデータでは約2%上がっています。1,000万円持っているとして、物価が毎年2%ずつあがると仮定した場合、10年後の1,000万円の価値は約820万円ほどです。1,000万円という金額は一緒ですが、価値が180万円ほど減っているということです。また日本はこれからインフレの時代になると言われております。少なくとも物価上昇に負けない利回りの金融商品で運用しなければお金の価値が減ってしいます。前回の記事でご説明しましたが、今の預貯金は低金利のため、物価上昇に追いつけていません。そのため、預貯金が安心安全な時代ではなくなってきているのかもしれません。そのため、「投資」を始める方が増えてきています。
今回の内容は以上とさせていただきます。
なんとなくご理解いただけたでしょうか。
次回は「低賃金」についてお伝えできればと思います。
普段このように記事を書くことはほとんどありませんので、分かりづらい点・誤字脱字もあるかと思います。また、こうした方がわかりやすい・読みやすい等があればコメントで教えていただけると幸いです。
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