うつ病の治し方。本当に大変です。part2 私のうつ病の治し方。
今日は。
前回の投稿から時間が経ってしまいました。
これを書くにあたって、当時のことを思い出していました。思い出してると辛くて中々書く勇気が出て来ませんでした。
本当に辛かった。本当にキツかった。本当に全てを終わりにしたかった。
これから書く内容は正直に言って、とても大変で辛いことです。ですがこの記事に辿り着いた方は、ご自身のうつ病を治したい。もしくは大切な人が心を病んでいてその人の助けになりたい人だと思うので正直に書いていこうと思います。
まず前提として、この言葉を
『頑張ることと無理することは違う』
この言葉の意味をしっかりと理解しておいて下さい。
うつ病が長引いてしまっていたり、治ったかな?と思い進もうとしたらまた再発してしまう方。あと一歩です。今までも大変で辛い日々だとは思いますが後一歩なんです。
うつ病を治すためには頑張ることが必要になります。
たくさんたくさん頑張った結果、メンタルを病んでしまいうつ病になってしまったのは私も経験者なので分かっています。ですが、治すためにも頑張りが必要です。
時間が解決してくれる。という言葉を信じて放置してうつ病が治った人を見たことがありません。時間と共に考え方や思想や精神面が成長し、うつ病の捉え方や当時のことへの捉え方が変化することを、時間が解決してくれると表現しているのだと私は思ってます。
つまり、考え方や思想や精神面の成長をさせるために頑張りが必要なんです。
前置きが長くなりましたが、私が実践していた方法をお伝えしていきます。
徹底した自己分析と、原因分析です。
これが出来たのは、診断がついたことへの安心感と、私が医学系の学生だったためにうつ病の知識があったからです。でも知識はいつでもつけることが出来ます。
うつ病がどういうものかを知っていることは大切です。体験してるから分かってる。ではなく学術的に、他の人のパターンはどうなのか。そういうのを知っていくことが大事なんです。
そうすることで辛くて泣いている自分。吐いてる自分。無気力になってる自分。自暴自棄になってる自分。情緒が不安定になっている自分。を観ることが出来ます。
もちろんその時その時は辛くて泣いたり吐いたりしてるんです。
でもその後泣き疲れたりしてボーーーーーーっとしてしまう時間があります。
その時に自分にはうつ病のこの症状が出てるんだな。
と客観的に自分自身を観ることが出来ました。
そうしてそれを否定するのではなくて、コレが自分に出てるんだ。と思うことが出来、辛い時以外に考えることができるようになります。
また辛い時を思い出すのは辛いしキツいし本当に嫌なんですが、どうして自分がうつ病になったのかを考えてました。そして泣いて吐いて自暴自棄になって、また考える。ずっとコレを繰り返してました。
うつ病になってしまった原因。
あの先生が悪い。学校の先生が悪い。自分が悪い。助けてくれなかった人が悪い。あの先生が悪い。学校の先生が悪い。自分が悪い。助けてくれなかった人が悪い。あの先生が悪い。学校の先生が悪い。自分が悪い。助けてくれなかった人が悪い。あの先生が悪い。学校の先生が悪い。自分が悪い。助けてくれなかった人が悪い。
無限ループしてるように同じ考えにいたり、また泣き吐く。
コレを数ヶ月繰り返してました。
うつ病の間は心療内科への通院とコンビニにタバコを買いにいく。
それくらいしか外出してませんでした。自分のことを見られるのが怖く、人の目が気になってサングラスをして外出。それ以外はほぼ部屋にいました。
心療内科の先生は話を聞いてくれて、薬を処方してくれる。コレだけですが本当に救われました。
そして日々は無限ループを考える。
自分にとってどれが、何が嫌だったのか、何故出来なかったのか、どうなってたら良かったのか、どうしてこうしてくれなかったのか、どうしてその時アレが出来なかったんだろう、こうだったら良かったのに、ああだったら良かったのに。
たら れば のに
こんなことばかりを考えてるんです。そして学校が私をあの実習先にしたのが悪かったんだ。そして泣く。
ある時は、やっぱりあの先生が悪い。そして泣く。
親が悪い。自分が悪い。他の先生が悪い。病院が悪い。学校が悪い。自分が悪い。
ある時に気がつきました。私は 責任転嫁 していると
事実だけを言えば、最初の病院の先生が原因で私はうつ病を発症しているんです。
それなのに、あれ?学校?親?他の病院の先生?責任転嫁してる。
無限ループのループは螺旋という意味になります。円環ではないんです。
何度も何度も考えたでた答えが時間や思考の回数によって変化してるんです。
似てても変化してました。それは螺旋だからです。
同じ円をグルグルと回ってるように思えても、最初の地点と今の地点は違うんですよね。
そこに気がついてからは私は早かったです。
では何故私はあの病院が実習先になってたのか?成績や普段の態度に応じて実習先は振り分けられる。私がもっと勉強出来たり、当時から柔軟で屈せず、思うことを言い続ける心があれば大丈夫だったんだ。
何故私はあの学校に行ったんだ?受験勉強で行ける中で上位で魅力を感じた学校だったし、偏差値70近い学校には受からなかったからだ。もっと勉強しておけば大丈夫だったんだ。
そうなんです。周りにどんなに言われたり、促されてたとしても進んできた道を決めてきたのは自分だったんです。つまり、あの時にうつ病になってしまったのは自分が悪いんです。悪くはない。その時の自分の中では最善を尽くしてきた結果だった。それだけなんです。
誰が悪いと決めないといけないのであれば、自分です。変えることが出来るチャンスはいくらでもあったんですから。もっと勉強をして頭が良ければ違う学校に進めてたり、同じ学校だったとしても実習先は違ってたんです。
もっと遡っても自分です。高校受験から間違えてたと思うなら中学の時の自分に原因があるし、中学がそうなら小学校です。
もっともっと究極まで遡るならば、1億匹の中から自分が一番早く泳いだ結果なんです。
自己責任論が嫌い、苦手な方もいると思います。でもめちゃくちゃ辛い自己分析をした結果私は自己責任に辿り着きました。
本当に辛くてキツい思考を重ねた結果だから納得できました。
そしてうつ病が寛解に向かっていく中で、自分の限界値を知ることが出来たのも幸いでした。自分の限界値を超えて来そうな環境や相手からは離れればいいんです。もちろん生きていくためには頑張って踏ん張っていくことは必ずあります。でも無理はしなくていいんです。無理になるくらいだったら離れればいいんです。
そうすれば自分を守ることが出来る。それに頑張ることと無理することの違いが分かっていたら、頑張れます。だって頑張ったことは全て自分の糧になってるんですから。
この文章を読んでくれた人が、自己責任かよ。って思うかもしれません。大切なのは考え抜くことです。とても辛くキツい思考を重ねることでたどり着けたんです。
それに他責のままでは、解決はしません。次に進むためには新しい環境に身を置かねばならなくなります。その度に他責では自分のチャンスや可能性を潰す結果になってしまうんです。私はそう思ってます。
無理はしないで頑張る。自分をひたすら見つめて、分析してみて下さい。
辛く大変です。
よく言いますが辛い時はあと一歩で幸せになるし。大変な時は大きく変わる時なんです。
長くなりましたが、私がうつ病を治した方法です。
この文章が誰からの助けになれれば幸いです。
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