ジョアン•カブラル デ アルメイダ、カメレオン2018、ポルトガル、アルバリーニョ
なんだか書くことも思いつかないので、とりあえず飲もうと思って、いつまでも冷蔵庫に入っていたポルトガルのアルバリーニョを開けた。
正直、アルバリーニョはどこのも美味い。これもよく知らない銘柄ながら、美味いだろうと思って開けたら、美味かった。
白い花の香りと、穏やかなハチミツの香りが、順繰りに鼻腔をくすぐり、それは悪くない。
味わいも、リンゴ、カリンの蜂蜜漬け、キンカンのシロップ漬け、甘いわけじゃないんだけど、果実味に溢れた味わいで、最後にキリッとしたミネラルが斜めに通っていくものだから、味のストーリーがキチンとキレて、もういっぱいと行きたくなる。
アルザス系のワインボトルに見えて、最初ゲヴュルツトラミナーだと思ってた。そしたら、アレ?と思って確認したらアルバリーニョで、それでもうめえなあという感じで深夜の酒宴となった。独りだけど。
酒はいい。難航が予想される来週からの仕事も、人間関係も、とりあえず一瞬は頭から消えて、なんかやってみたいことに頭が回る。世界の終わりが来たら、ずっと酒を飲んでいるかもしれないな。酩酊した状態でゾンビに喰われるのがいいかもね。
酔いが回ってくると、どうしても飲むのが雑になってくるので、あんまり量は飲めないし、飲んではいけないタイプなのだと思うけど、それにしても気分は大きくなって、明るくなっていくのは悪くない。酒飲んでる時が一番明るいですね、と言われるわけですよ。
書くことがないんですよ。読書して、読んだ感想書けば別になんでも書けるんだけど、自分的には真面目になっちゃって大変面白くない。もっと面白い人の文章探さなきゃとなるわけです。面白いっていうか、文章自体は結構乾いた感じなのに、それでも読ませる人、理想ですよね。
私なんぞ、多少の知識の受け売りをしているだけでオリジナリティも何もない。
いやー、美味い。