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赤ヤガラソテー&お吸い物×ロモランタン

昨日の赤ヤガラ、出汁を冷蔵庫に入れておいたら、煮凝り状態になっていて、可愛らしかったです。

それを鍋に戻し、みりん、薄口しょうゆ、塩で調味。いい感じの味になりました。沸騰直前に、ぶつ切りのヤガラの身を入れ、中央まで火を通し、セリ、ミツバを入れて、香りを出す。

残りのヤガラの身は、皮はないけど、塩胡椒に小麦粉を塗し、強火で焼き目をつけた後、裏返して、弱火で蒸す。

粒マスタード1.5にしょうゆ0.8とバルサミコ酢0.8で、ソース。

クール・シュヴェルニーに畑を持つドメーヌ・ド・モンシーのロモランタンを使って、ドメーヌ・ボワルカの新井順子さんが醸造したロモランタン2019。

香りは白桃、洋梨、ハーブ、ハチミツ、白胡椒。樽の木の香りも。アタックはグレープフルーツや金柑、甘みもある。含み香に白い花。ジャスミンかキンモクセイ。

思ったより複雑で、濃厚。でも、冷涼な酸味もある。

粒マスタードとバルサミコ酢の味わいが残った口に含むと、果実味の甘みも感じられ、美味しい。

黒胡椒よりも白胡椒の方が良かったかな。ただの酢よりはバルサミコ酢の方が黒い甘味があって個人的には好き。

赤ヤガラ、火を入れても身が崩れず、これは美味しかった。歩留まりは良いわけではないし、なかなか市場でお目にかからない魚ではあるけれど、よかったなあ。

今度は半分皮をつけてもらおうっと。

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