東御松本往還 〜旧丸子町の魅力〜 前編
雑な仕事がいくつか松本には残っておりまして、時々、行かなくてはなりません。
ただ行くのもつまらないので、今日は東御ICで降りて、東御市、上田市丸子、そして松本に行き、また戻ってくる中で、名所をめぐってみたいと思いました。
東御ICを降りると高台。あの山の向こうに松本、諏訪があるわけです。
関東の朝の雨は不愉快でしたが、西上州に入ったあたりで、カラッと晴れ渡りました。群馬の山々はは、春の芽吹きが爽やかでした。一方、信州は春終盤で、桜もたくさん咲いておりました。
スーパーの駐車場で、こんな並木が見られるなんて、贅沢ですね。
さて、東御ICから丸子町へと向かいます。かなり急な坂を降りて、上田へと向かう道を無視してどんどん進んでいきます。
のどかな風景が広がります。小諸、東御は、起伏のある地形で、車に乗っていると、270°パノラマで田舎の風景が見られます。少しずつ、空にも青空が見えてきました。
依田川という川に沿ってできた河岸段丘にできた街が丸子町で、その依田川の支流の内村川になります。なんとなく懐かしい川ですね。
内村川の脇には農産物直売所の「あさつゆ」という施設がありますが、今日は寄りませんでした。
この内村川に沿った道が国道254号に接続します。この和子(わご)のT字路を右折すると松本に至ります。254号?そうなんです。文京区から発して、松本に至る道の254号。えらい長く、起伏のある国道ですね。その終盤が、この道。まだ、桜も咲いてます。
行きは、松本でやることがあったので、比較的早く通り過ぎて、この通りをくまなくみるのは帰りにします。
こんな感じの風景の間をダラダラと抜けていきます。
完全に里山感があります。
松本に到着しました。ここの川は女鳥羽川です。キレイな水で、河原にはクレソンなんかも生えており、いつだったか、それらをバカスカ取ってしまう事件があったり、ちょっと陰惨な事件があったりと、女性が一人で近づいてはいけない河原でもあります。
仕事はトラブルがありながらもなんとかこなして、予定より1時間以上遅れて、帰路に。帰りはきちんと見て回るぞー、と意気込みました。
女鳥羽川の上流を眺めています。里山感がありますね。これから戻ります。
松本から丸子へは、洞(ほら)というT字路を右折します。「へー、洞って言うんだ」と最初来た時は、変な地名でちょっとワクワクしたものでした。
松本側の里山。山が壁のようですね。
どんどん山の中へ。標高900mを過ぎます。
バス停もありますが、誰が降りるんでしょう。実は、民家がある?
そして、とうとう入り口へ。
結構、長いトンネルです。昔は、保福寺峠越えが普通だったのに、このトンネルが出来て、時間が短縮されました。保福寺峠も眺めはいいですけどね。
以前豚がトラックから逃げて、3時間くらい足止めくらったこともあります。
トンネルを抜けてしばらくいくと、内村ダムというダムがあり、そこから内村川が流れていきます。
松本側からの撮影です。公園もあるようなのですが、そこまで降りることはできず、気軽にいくような感じでもないかも。
ここから鹿教湯温泉郷に入っていきます。
後半に続く。
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