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「家庭の運営という概念 その10」/集中力が大事、規則正しい生活、みんなで勉強

 さて、小さいころからの子育てでやはり重要だなあと思うのは、遊ばせるにせよ、本を読ませたり勉強させるにせよですが、それは集中力をもってやらせることかなと思います。

 有名な陰山先生の百ます計算などもまさに集中力が子供たちの脳みその発育に如何に重要かという観点から考え出されたものだと思います。実際、百ます計算は、一つひとつは小学校低学年の生徒にとっては優しい問題でもそれを集中してやらせることで脳を活性化させているんでしょう。事実、かつての陰山先生のクラスからは有名大学の合格者が非常に多く出たと言われています。

 ですから、本を読んだり勉強させたりするときは、ながら勉強、ながら読みなどは良くなく、家族全員が集中して本を読んだり、勉強したりする時間を持つという習慣づけなどは非常に大事なことではないでしょうか。

 そして、その集中力を担保するものとして、十分な睡眠とバランスの取れた栄養、さらに朝昼晩の三食などなど規則正しいリズムを刻んでいくという日常生活があります。これはそれぞれの家庭の事情もありますから一概には言えませんが、やはり出来るだけ子供たちにとって一番良いリズムでなんでも元気にやれるような日常生活のリズムを付けてやりたいですね。

 これは実は親にとっても良いことで、詰まらないことで夜更かししたり、飲酒のし過ぎ等々はほどほどにすべきです。それより家庭生活において、自分の将来のため、子供たちの将来のために使う充実した時間をたくさん持っていただくことが最も重要なことかと思います。


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