「日本の人口減少、出生率低下に関して、他人事の記事が多過ぎる。識者の自覚を促したい」
今世紀に入り、日本の人口減少、出生率低下が露わになって久しい。
この事態を憂い、他人事とせず、自らの問題として考えてきたつもりだが、メディア、識者の記事を見ることも多いが、あまりにも他人事の記事が多過ぎる。
昨日も、人口減少対策総合研究所の理事長らしいが、某氏の下記の記事を読んだ。
途中で気持ち悪くなるくらい他人事だ。
もちろん、某氏のすべての著作を読んだわけではないので、予断かもしれないが、どうもこの種の記事にして、やはり日本人としての自覚が感じられないのだ。
それは、企業が人口減少に関わらず生産性の向上を絶えず追求しなければならないのは当たり前なのである。
そんなことを、出生率低下にこと付けて、聞きたいわけではない。
出生率の低下を価値観の変化が齎した社会構造上の問題というが、適当な言葉を使うな!、その具体的構造をわかって言っているのか?
日本人の心にどういう変化が生じたのだ?日本人の精神が変わったの?日本人は世界と比べてそんな違うのか?
詳しく教えてほしい。
その上で、識者なのだから、日本を良識に導く責任があるはずであり、
衰退の危機を克服するためにどういう政策、イノベーションが必要なのかを語ってほしい。
激烈なことをいうようだが、今日本はそれほどの危機なのである。
わたしでさえ、勉強を重ねて、何かの提言や活動に結び付けたいといつも念願している。
もちろん、識者全員に対して言いたいことだが、
記事を書いて、報酬を得て生活しているなら、もっと責任ある言論を展開してほしい。
その願い、切である。
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