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「5/16-18 仙台旅行by自家用車」/仙台・石巻・松島・山形 その4/松島四大観の一、壮観(宮戸島大高森から)

松島再訪の目的を上記記事に記しました。その望みが今回の令和6年5月16-18日の旅で叶いました。

自家用車で石巻から、松島四大観の一、壮観(宮戸島大高森から)

松島には四大観と言われる眺望のよい4か所の場所があるということです。
詳細は、下記をご覧いただきたいと思いますが、

今回「壮観」といわれる眺望を見てきたのをここに記します。
石巻から「壮観」を眺望できる、宮戸島大高森に行きました。
宮戸島とは松島の北西端の大きな島で、そこの小高い丘である大高森からの眺望が「壮観」です。
写真を以下に掲載します。

大高森から、南東から南西へ少しづつずらして松島を一望した写真です。
なかなか壮観でしょう(笑)。
駐車場から20分くらいかけて登ったところから観た「壮観」、ホントに素敵でした。

芭蕉が、
「 抑々ことふりにたれど、松島は扶桑第一の好風にして、凡洞庭・西湖を恥じず。東南より海を入れて、江の中三里、浙江の潮をたたふ。島々の数尽くして、欹(そばだつ)ものは天を指(ゆびさし)、ふすものは波に匍匐(はらばう)。あるは二重にかさなり、三重に畳みて、左にわかれ右につらなる。負(おえ)るあり、抱(いだけ)るあり、児孫愛すがごとし。松の緑こまやかに、枝葉汐風に吹(ふき)たはめて、屈曲をのづからためたるがごとし。其気色窅然(えうぜん)として、美人の顔(かんばせ)を粧(よそお)ふ。ちはや振(る)神のむかし、大山ずみのなせるわざにや。造化の天工、いづれの人か筆をふるひ詞を尽さむ。」
(岩波文庫 「おくのほそ道」より)
こう書き記した情が、伝わってくるような気がしました。

せっかくですので、
大高森頂上付近で映した写真も以下に追掲載しておきます。








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