「札幌旅行 その4」札幌はうどんもうまい! 質の良いコブ出汁の力なのではないだろうか。
札幌グルメ、北海道グルメは尽きることが有りませんね。
二日目の夕食は、「サッポロジンギスカン本店」で本格ジンギスカンを食べました。
始めていったのですが、肉を柔らかく食べやすいように切ってくれた赤味のラム肉を独特の醤油だれでいただくお店でした。
肉を食べたなあ、という感じのすごくするお店で、特に肉の好きな妻などは大満足でした。
私の方は、久しぶりに生ビールを飲んだせいで翌日にかけて胃腸の調子が少し良くなく、あっさり系の食事をしたいなあ、という状況になりました。
翌日のランチは、妻が、ネットでうどんお店を調べてくれて、すすき野のはずれにある、「増田うどん」に行くことにしました。
博多うどんのお店ということでしたが、あの柔らかいうどんではなくしっかりと腰のあるうどんです。
暖かい、「肉うどん」 と 名物の「ごぼてんうどん」
を頼みました。
ご覧の通り、ごぼ天は名物の名に恥じない、立派な姿を呈しています。
私は父が讃岐の人だったのでうどんには相当うるさいのですが、うどんというものは、うどんと出汁の不可分一体のものという風に思っています。
以前10年以上前も、札幌のうどん店ということでリピートしていたところで、「五右衛門」という大通りの一筋北にあった有名なお店がありました。利尻コンブでほんとにいい出汁を出して、うどんもコシのある、のど越しの良い素晴らしいコンビネーションを提供してくれていたお店でした。無くなってしまい、残念な日々を過ごしておりました。
しかし、今度、この「増田うどん」さんは、これまた、御出汁がとっても上品で深い味わいをもち、うどんのコシとのど越しの良さも飛び切りのうどん店でした。
札幌は、本当にグルメということでは何でもそろっている感じなのですが、うどんは、質の良い昆布の目利き力が効いているのでしょうか、とってもおいしいうどん屋さんが出てくる街ですね。
蛇足を言うと、ラーメンまるたかなどもコブ出汁をうまく使ってスープの奥深いコクを演出しているのだろうと思います。
「増田うどん」のうどんは、博多うどんということですが、おなかにもとっても優しく、大満足でした。上から目線的で済みませんが、今度からの札幌旅行で外せないお店に決めさせていただきました。