「エマニュエル・トッド フジテレビ出演」/マスメディアとしてよくやった方かと思うが、スキャンダルもあり、、、まだまだですね。
エマニュエル・トッドが11/6朝のフジテレビに出演したようだ。下記の記事を参照してみてください。
見出しに「日本は核武装を」
そこまで言わせたのは、マスメディアとしては異例だろうと思う。
エマニュエル・トッドはもう何年も前から文春やその新書などの著作では、日本の核武装についてはっきりと言ってきているので、それを読んでいる人には驚きは全くないが、テレビというメディアでそれをはっきりと言って議論したと言うのは、やはり異例だろうと思う。
異例だが、本当は、、、
ただ、この異例というのがやはりおかしなことなのである。
自分の国を即ちその国土と国民一人一人の命を守るのために、タブーとなる議論などあるわけがなく、現に日本は北朝鮮を含むとロシア、Chinaという三国に核包囲されている極めて危険な地政学的位置に存在しているのであるから。
しかし、マスメディアは、これまでもおそらくこれからもこの核をタブーとするイナーシャの中にいるのであろう。
その原因は既に、江藤淳の「閉ざされた言語空間」をはじめとした著作の中で歴史的に明らかであるのだが、そのことさえマスメディアはいまだに触れようとしない。
マスメディアは未だに米軍占領時代に施された検閲体制の中にいる。端的に、先の大戦を「大東亜戦争」とは決して言わず、米国から強要された「太平洋戦争」という呼称を使い続けていることからもそれは検証できる。
その中にあって、今度のエマニュエル・トッドの「日本は核武装を」ということを放映したということ自体は異例と言うべきだ。
やはり、マスメディアはマスメディア
しかし、異例ではあっても、内容はさんざんであることに違いはなかった。
エマニュエル・トッドの自国の自由のために核武装が必要だという、彼の母国フランスの例を挙げて、これは日本人のために行ってるとしか思えないのだが、全く議論もなく、木村某は「絶対にない」と断言する愚かさ。
梅津なる女性アナも調子を合わせ「その議論はかなり慎重にすべきかと思う。」と、だれかに申し訳するような言を吐く。
そして、ツイッターによるとこの核の議論の場面は、地方局では放映されなった、というスキャンダルもあったらしい。
この状態を見ていると我々日本人の苦難はまだまだ続くか
本当にこの状態では、いつまで日本人の苦難は続くのであろうかとため息が出る。
”議論をかなり慎重”にしていたら、安全保障戦略などいつできるかわからない。
議論は活発にして、判断や行動は、慎重の上にも慎重を期さなければならないのだろうと思う。
もう私は草の根の民草が国防、安全保障を構築していくしかないと思う。そして真の日本の再生を果たさなければならないと思う。
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