「今日の株式市場はバリュー株がじりじり上がっています」/さてこの先はどうなる?
本日(8/17)の日経株式市場は、昨日グロース株優位で上昇した逆でバリュー株がじりじり上がる展開を見せています。実際、9:42現在、日経平均250円高(0.87%)、TOPIⅩ18.6ポイント高(0.94%)でTOPIX優位がそれを表しています。
ロイター電も、以下のように、報道しています。
このところ、ニューヨークも日経もこういった流れの中でじりじり上昇相場を形成しています。
今週は、日本の場合夏休みで市場参加者が少ないかもしれず、需給が過度に反映されやすくなっている可能性もある、といってもさほど上がっているわけでもないと思いますが。
問題はニューヨークの方だろと思います。
直近ダウは34000ドルを超え、6月のインフレ昂進、利上げ0.75%のショック時の30000ドル割れから10%以上、年初高値の60%以上を戻している。特に先々週末8/5からは1700ドル以上上げています。
一方日経平均は、6月の低値から10%ちょっと上げて、先々週8/5からは1000円の上昇。
来週末8/25~27んぽジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長講演で彼が何を言うか、だろうと思います。
また、その前に6月の0.75%ショックの時も決定会合だったFOMC以前にFRB関係者の情報リークが伝わってきて、株価が下落しました。
今回もなんらかの情報リークがあるかもしれない。ただ、米国も市場関係者の夏休みということもあるかもしれません。
私は、あまりの上昇相場になれば、暴落のリスクが大きくなることからなんらかの抑制作用がFRBあたりから出てくると思っています。
個人投資家有志の皆さんも十分注意して活動を継続してくださいね。