「『トランプが戦争を止める/米露蜜月とネオコンの崩壊』渡辺惣樹著(PHP)」/ネオコン:リベラリズムと金融力を持つディープステイトの支配は終焉となるか
現代の悪、ネオコン
リベラリズムと金融力を持つディープステイトと混然一体となったネオコン、これが現代の悪だということです。
どこまでも個人の自由を行き過ぎるほどに追及しようとするイデオロギー、リベラリズム。これを自己中心主義、あるいは”わがまま”と言わずしてなんというのだろうか、ということです。
だから私は、最近のなんでもリベラルが良いという”リベラル”をイデオロギーとみなしてリベラリズムと言ってよいと思っています。
そして莫大な力を持つに至った金融マフィア。どこまでも金儲けに走り続け政治をも支配してきたと言って良い国際金融スジ、ディープステイト。
ドル覇権と一体となって金融覇権の拡大に次ぐ拡大を追い求める金融ディープステイト。
そしてそれらと一体となって覇権の拡張を戦争という手段に訴えても実施してきたネオコン。ネオコンとは、ネオコンサーバティブだが、決して保守なんかではなく、イデオロギーの徒といってよい権謀術数の人たちです。
渡辺惣樹氏の『トランプが戦争を止める/米露蜜月とネオコンの崩壊』(PHP)を読めばわかる
以上記した世界を牛耳ってきたディープステイト、ネオコン、リベラリストの悪行が、渡辺惣樹氏によって存分に明らかにされています。
その最新書が、『トランプが戦争を止める/米露蜜月とネオコンの崩壊』(PHP)です。
日本人として今、この厳しい、安全保障環境と政治経済情勢を理解するなら、今まさに変わろうとする覇権国アメリカを理解する必要があります。
是非この書を読んでいただけると良いと思います。
トランプによって世界は変わる
これまで本欄でも繰り返し申し上げてきたように、トランプの再登場によって、世界はより良く変わると私は大いに期待しています。
日本の政治状況は、石破政権というどうにもこうにも希望の持てない政権のもとにありますが、この状況を是非とも打破してトランプと波長を合わせ、日本を名実ともに取り戻して、世界の人々と共により良い世界を築いていけるよう願っています。
コトは簡単ではないことは承知しています。だからこそ、希望があるのだとも思います。
辛抱強く粘り強く闘っていかなければなりません。