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世界情勢、歴史、政治、経済、金融

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ときどきの世界の、政治、経済、金融などの情勢についての良し無しごとを語らせていただければと思います。日本の国益を主軸に置いたエッセイになればと思っています。
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#円高

「金融・経済時事コラム一覧」俯瞰と目次ver.2

2/16「相場雑感‐2/トランプ政策と米金融経済、日銀利上げにより振られる相場。日本企業恐らく3月末決算好調持続で上下動繰り返す相場変わらず」/うまく投資するチャンス有り|りょうさん 2/15「J-リートの不振、需給バランスにありとのTHE GOLD ONLINE記事、そういうことなのだろう、、、、私は投資継続です」|りょうさん 2/11「日銀利上げ、やはり国民経済のためでなく銀行のためではないか!」/高橋洋一さんが鋭く指摘|りょうさん 2/10「繰り返しますが、円安は定着し

「今日は、まさに植田日銀による株価暴落。日本経済に利上げする理由なしの中での『とんでも利上げ』!!」

植田日銀の、実質賃金マイナス+GDP二期連続マイナス+トランプ円高開始のもとでの『とんでも』利上げ 植田日銀が『とんでも』利上げを行った。 実質賃金マイナス+GDP二期連続マイナス+トランプ円高開始のもとでの『とんでも』利上げである。 どうしてこうも日銀は日本経済を棄損するんだろうか? 実際、 1)8月になったいまも「実質賃金はマイナス」のままである。 2)GDPは、4-6月期の数字はまだ出ていない中で、23年10-12月期、24年1-3月期と連続でマイナス成長である。

「『日経平均は8日続落、半導体株軟調で長引く調整 好決算銘柄には買い』(ロイター)と、、、、高すぎた日本株と思います、買える株が散見されるようになってきた。良い相場状況では」

日経平均は8日続落、半導体株軟調で長引く調整 好決算銘柄には買い』(ロイター) 日経平均は8日続落、半導体株軟調で長引く調整 好決算銘柄には買い | ロイター (reuters.com) 先週の日本株は、トランプ円高、日銀利上げ憶測と米国半導体株軟調のあおりを受けて、軟調に推移したようです。 7/11に4万2千円を超えた日経平均は、二週間後の7/26には3万7869円へと4200円余り10%を超える下落に見舞われました。 しかし一方で決算シーズンの中、予想以上の決算の銘

「円安、円安と喧しい、、、円安は日本にとって良いことですが、日米金利の先行きからは、じきに円高にふれると思いますので騒ぎ過ぎない方が良い」

2024年5月10日、1ドル=155円台 今週末の段階で1ドルは155円台となっています。5月の連休のはざまには160円台をかすめ、さすがに政府日銀当局の為替介入があったらしく、一時は152円台とかに戻しましたが、現在は155円台となっています。 もともと3月とか、4月の段階で1ドル=150円台になり、152円台を突破するに及んでさすがに介入があるだろうと言われてましたが、岸田総理の訪米や、イエレン米国財務長官の牽制コメントによってでしょうか、当局は介入できませんでした。

「本夕から急激な円高147円台⇒144円台、日経先物も550円安。心配はないわけではないが、これも浮き沈みの一種」

円安144円台 本日12/7夕方より、144円台の急激な円高に振れています。 上記日経に依れば、植田日銀総裁の来年の金融正常化、マイナス金利解除へ向けての発言などの影響か、とのことですが、 それだけのことであれば、それも既に予想の範囲内の話です。 また、米国株先物やVIX指数などを見ても、変わっている風には見受けられませんので、大きなインシデントが原因ではないのではないかと思います。 再び(再三ですが)為替について 為替についてですが、本日12/7、シティーグループ証

「円高146円台、日経平均200円下落。米国株に比べ遜色あるが、円安基本構造変わらず心配無しと見る」

円高146円台後半 先週末の米長期金利の下落を受けて、日米金利差縮小のための円高が進みました。 どこまで進むかですが、円安トレンドの転換で今後は円高に、というようにどこまでも進むとは思えません。 146円というのは十分に円安水準で、この先円高が進むにしても今夏くらいに付けた138円台くらいまでがせいぜいなのではないかと思います。 識者の記事 近々での、識者の記事を拾いましょう。 まずは、ロイター記事。 上記は、佐々木融、ふくおかフィナンシャルグループ チーフ・ストラテ

「一気に進む円高147円台、米長期金利下げによるものでいつまでも続かない、またなお十分円安水準。落ち着いて投資活動を」

先週の152円から一気に円高147円台へ 先週末18時過ぎから昨日11/20(月)、さらには本日11/21(火)と一気に為替が4円ほど円高に動きました。 これは、昨日の記事にも書きましたが、米国長期債金利の下げによるもので、これまで溜まっていた円安エネルギーの裏返しという部分もあり、急激に動いていると思われます。 輸出企業株は下がっているが、なお十分に円安水準でいつまでも円高は続かない ここ二、三日の動きは確かに急激で、トヨタなどの輸出関連株が大きく値を下げたことは事実

「豊島逸夫氏も感じる不吉さ、今日の記事に昨日の本コラムで引用したバフェットを持ち出し不況の足音と、、、」

慎重さを要する局面 一昨日以来、本コラムでここに来ての市場の不穏な雲行きについて記してきました。 日経で”金のつぶやき”というコラムを持っている豊島逸夫氏も昨日、今日と連続して、祭りの不穏さを記しています。 やはり、ここは慎重さが求められる局面に来ていると思います。 もう少しすれば先行きが見えてくるかもしれませんが、なお時間を要するでしょう。 新たな動きの胎動か、18時過ぎの急激な円高149円台 しかし、本日金曜日のアクティブタイムを過ぎた18時過ぎに至って、円が2

「為替円安に振れ、日本株上昇」/テクニカルな円買戻し局面が終わったなら、8月は日本株高と予想

日経豹変 円高一辺倒だった先週までから、昨日7/18,本日7/19と二日連続で円安株高に変わった。 日経も先週までと打って変わったように、 上記のような記事を出しますし、日経平均の400円余りの上昇に市場も久しぶりに沸いたという感じです(株については下記記事を参照ください)。 明日になったらなったで、日本株が上がりそうなどという取って付けたような記事が日経に出そうな気がします。 為替と日本株の相互作用的相関 これまでにも縷々述べてきましたが、為替と日本株の相互作用的

「テクニカル要因から、米国物価情勢の落ち着きで円高138円台」/今後もこのあたりの円安水準を上下するだろう。短期的には日本株安注意。

このところ円高への動きが進んでいます。しかし、 138円は円高とは言えません。 今現在1ドル138円前半と、一時145円を付けたところに比べると5%程度の円高ですが、145円まで来たのも昨年末日銀黒田ショックで130円を切り3月末も130円程度でしたから、十分円安の水準と言えます。 一昨日の上記記事で申し上げましたように、もちろん日銀は円高の昂進するタイミングで金融政策の正常化への動きは絶対にすべきではありません。 ただ、この水準で上下するということであれば、日本の金融

「パウエル議長発言で、株高、円高が進んでいる、パウエルさん以外にタカ派発言出なかった」

12/13,14にFRBによるFOMC会合がある。それ以前では最後のパウエル議長発言が昨日行われた。 講演内容は、これまで言ってきたことに変わりなく、利上げペースをいずれ落とすことはある、最終金利は高めになる、と言っている。12月に利上げペースを落とすと言ったことが好感されたのか、ニューヨークダウ、ナスダックともに大幅上昇、為替は大きく円安に振れて、本日12/1午後の段階で一時は135円台になったが136円台前半。 為替は、一か月半前の150円からみて14円以上の円高でこれ