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世界情勢、歴史、政治、経済、金融

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ときどきの世界の、政治、経済、金融などの情勢についての良し無しごとを語らせていただければと思います。日本の国益を主軸に置いたエッセイになればと思っています。
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「金融・経済時事コラム一覧」俯瞰と目次ver.2

2/16「相場雑感‐2/トランプ政策と米金融経済、日銀利上げにより振られる相場。日本企業恐らく3月末決算好調持続で上下動繰り返す相場変わらず」/うまく投資するチャンス有り|りょうさん 2/15「J-リートの不振、需給バランスにありとのTHE GOLD ONLINE記事、そういうことなのだろう、、、、私は投資継続です」|りょうさん 2/11「日銀利上げ、やはり国民経済のためでなく銀行のためではないか!」/高橋洋一さんが鋭く指摘|りょうさん 2/10「繰り返しますが、円安は定着し

「相場雑感‐2/トランプ政策と米金融経済、日銀利上げにより振られる相場。日本企業恐らく3月末決算好調持続で上下動繰り返す相場変わらず」/うまく投資するチャンス有り

矢継ぎ早の関税大統領令への署名 矢継ぎ早にトランプ大統領が関税に関する大統領令に署名を繰り返している。そのたびに株式市場、為替市場は右往左往させられている。 このことは先の「相場雑感」にも記載しました。 これは今後もしばらくは間違いなく繰り返されることになるでしょう。 今現時点の為替と株相場も、日銀利上げ報道も 今現時点での為替相場も1ドル152円台、昨年末くらいからは2,3%の円高に振れ、今後も日銀の利上げ牽制発言によっては150円を割る場面も出て来る可能性が十分あ

「J-リートの不振、需給バランスにありとのTHE GOLD ONLINE記事、そういうことなのだろう、、、、私は投資継続です」

Jーリートの不振 昨年からJ-リート投資を始めました。割安だと思って始めました。 しかし、一年を通してJ-リートの値は芳しくありませんでした。 そのことは、以前にも記し(下記に記事を参照ください)、 伝説のヘッジファンドマネージャーの清原達郎氏が四季報オンラインで、Jーリートの5%超の高配当は買いだとの記事にも勇気づけられて、 私自身気を取り直しているところということも記しました。 やはり、ここまで値を落としていることは割安だと思っています。 上記の記事なども参考になり

「日銀利上げ、やはり国民経済のためでなく銀行のためではないか!」/高橋洋一さんが鋭く指摘

1月の日銀利上げ 一月下旬の日本の金融政策決定会合で日銀は、貸出金利を0.25%から0.50%へ利上げしました。 昨年実質賃金は6月と12月のボーナス月のみ若干のプラスでそれ以外の月はまだまだプラスへ浮上していない。つまり昨年は一年間を通じて実質賃金は恒常的にマイナスであった。 それにもかかわらず日銀は7月に利上げを行い、その直後世界の株価を暴落せしめる日銀暴落を起こした上に、 さらに本年に入り、1月下旬更なる利上げを行いました。 この結果は、為替の円高と株価下落に明確に

「『グローバリストの洗脳はなぜ失敗したのか』(徳間書店)&『馬渕睦夫が読み解く2025年世界の真実』(WAC)両書ともに馬渕睦夫著」/世界史はグローバリズムからナショナリズムに変わった!

『グローバリストの洗脳はなぜ失敗したのか』(徳間書店)&『馬渕睦夫が読み解く2025年世界の真実』(WAC) 元駐ウクライナ全権大使の馬渕睦夫さんが立て続けに著作を公けにしています。 前者は昨年(2024)秋、米国大統領選の前、後者は大統領選後昨年末に出版されています。 両書ともに、トランプ再選という世界史的な大きなモニュメントに対する認識を軸にこれからの世界、歴史がどう展開していくか、私たち日本人はどう行動していくべきか、というまさに私たちに非常に身近な事柄の理解やこれ

「繰り返しますが、円安は定着し、デフレは無くなりインフレに変わった」/二つのパラダイム変換のもと、利益成長する銘柄を狙え!

円安定着、とインフレパラダイムへの転換 繰り返しますが、世界はコロナ後にパラダイムを大きく転換しました。 一つは、為替の円安定着です。そして、デフレ経済からインフレ経済への転換です。 これらについては、繰り返し記事にしてきていますが、代表的には下記記事をご覧いただきたいと思います。 本ブログでは、これまでも繰り返しその波及現象や本質について記してきましたので興味ある方は、下記マガジンをご覧ください。 まだ十分にこの大変化に気付いていない、あるいは気付いていても対応できて

「石破―トランプ会談、まずまず成功。米中敵対の時代パラダイムが助けたトップ会談であり、安倍元首相の遺産の力に預かった」/おまけに昭恵さんにも助けられている

2/7の日米トップ会談成功 2/7に、お互いに政権成立後初めて行われた日米トップ会談ですが、成功裡に終えることが出来たようです。これは日本にとって最も重要な外交関係を持つ米国との関係、特に覇権国米国の大統領であるトランプ再選後の日米関係をまずまず良い形でスタートできたという意味で非常に良いことだと思います。 尖閣についての安全保障上の見解の共有、日本製鉄のUSスチールへの投資などなどを含め、強い日米関係の確認共有は、やはり日本にとって極めて重要なことでした。 このことは、国

「相場雑感/日本株式ボックス圏行ったり来たり、為替基本円安維持少し円高方向」/トランプ相場と日銀金融政策の狭間で、、、

相場雑感 相場雑感として、 日本株式ボックス圏行ったり来たり、為替基本円安維持少し円高方向 と、ここ一年弱はこういうことになっており、この形が当分続くような気がします。 近々の動向が良い例 今年令和7(2025)年に入り、為替は1ドル155円程度の円安水準を維持しています。 金利は日米で相変わらず差がありますが方向としては金利差が縮小する方向に動いているのは、1月の日銀金融政策決定会合(利上げ方向)、米国FRBのFOMCの動向(利下げ方向)が指し示しています。 合わせ

「『会社四季報』 これはまさに投資家にとって最高の書、、、ということを今になって知りました(恥)」ーその2

「会社四季報」の追伸 第一報(以下に引用)では、短い中にその良さを記載するため内容の具体的部分にはほとんど触れることが出来ませんでした。 ですので、追伸として「会社四季報」の具体的な投資視点を私見として記しておきたいと思います。 私のバリュー株視点での「会社四季報」の読み方 私の投資スタンスが、 ・短期リターンより中長期リターンを狙うこと、 ・継続的に好業績を期待できること、 ・急成長注目株を狙うというより比較的低PBRのバリュー株を狙う、 というものですので、その視点

「『会社四季報』 これはまさに投資家にとって最高の書、、、ということを今になって知りました(恥)」

会社四季報(東洋経済新報社) 年始に「会社四季報」(2025年1集)を購入しました。 毎日、夕飯後に見入るように眺めています。 この歳(63歳)になるまで「会社四季報」を購入したことがないということは非常に恥ずかしいことでした。 40年ほど前、二十代の頃株式を初めて購入して以来、本格的な株式投資は20年ほど前からですが、「会社四季報」も読まずに株式投資をしていたかと思うと、、、、(恥)。 「会社四季報」には本当に株式投資に必要な情報が掲載されている バフェット本(以下

「今年の為替も、みずほ唐鎌大輔氏の目に狂いはなさそうだ。唐鎌氏継続ウオッチをお薦めする」/実需は円安基調不変、投機と金融政策、トランプ動向などに注意

唐鎌氏年初記事 ロイターから例のごとく、みずほ銀行唐鎌大輔氏による今年令和7年の為替見通し記事が出た。 主要なエコノミストらの予想に反して三年前から円安基調を予想提言し、見事に為替動向を当ててきたみずほ銀行の唐鎌大輔氏、本欄でもたびたび引用し記事にしてきました(例えば以下記事参照)。 実需は円安基調不変、投機と金融政策、トランプ動向などに注意 今回の記事でも、貿易収支並びに昨今重要になってきたサービス収支は各項目の分析、所得収支などを的確に分析し、経常収支は大幅に黒字な

『西洋の敗北』エマニュエル・トッド著(文藝春秋)-2/ウクライナは負けつつあり、ロシアは先進国以外の国々を味方につけた、、、実態無いGDP大国の西洋は敗れたと。そしてトッド氏は(バイデンの)米国を告発している。

この書により、ウクライナの敗勢が明らかに この「西洋の敗北」によって、ウクライナの敗勢が能天気な日本人にも明らかになったのではないか。 トッド氏は、ロシアが西洋先進国以外の国々との(積極的でないものを含めた)支持や交流(物資的な貿易やモラルサポート)により、戦争の継続のみならず、国家としての継続性あるいは発展性まで手にしているとの趣旨を記している。 そして、そうしたウクライナ問題に対して、西側のメディアが偏った報道しかしないため、日本ではウクライナが敗勢にあるなどというこ

「親中外交ウンザリ。前駐豪大使山上信吾氏も岩屋外相訪中ビザ緩和を徹底批判」

石破政権の親中外交にウンザリ ここのところの国益が眼中にないとも思わせる石破政権の親中外交にはウンザリだ。 ことに、岩屋外相による訪中と訪日ビザ条件緩和には真に危機感を感じる。 オーバーツーリズムやChineseの日本国内での犯罪行為の数々、日本の健康保険へのただ乗り問題等々の上に、 ChineseはChinaの国防動員法によって日本国内で戦争行為を仕掛けることさえ十分にあり得ることなのに、これ以上Chineseを野放図に入国させるというのは気違い沙汰である。 最近では、

「X(旧ツイッター)での、毎週のツイデモ:#拉致被害者全員奪還、#特定失踪者全員奪還」/日本そして日本人にとって最も重要な問題です。

根戸ウヨ子さんによる、毎週日曜夜のツイデモ /#拉致被害者全員奪還#特定失踪者全員奪還 毎週日曜の夜になると、X(旧ツイッター)上で、根戸ウヨ子さんという本当に奇特な方によるツイデモが行われます。 その主張は、 #拉致被害者全員奪還 #特定失踪者全員奪還 というものです。 ここでいう特定失踪者というのは、現在までに拉致被害者と特定はできていないが、限りなく拉致被害の濃厚な方々で公安には拉致被害者と言われる方々の人数の数倍以上が登録されているとのことです。 毎週毎週、この