信用できない人間だという烙印を押されることは「破滅」を意味する　～マインド・コントロール　インプレッション～

皆さんは、マインド・コントロールという言葉を
ご存じでしょうか。

マインド・コントロール 増補改訂版 (文春新書 1074)

日曜日に空いた時間ができたので
一気に読んでしまいました。

マインド・コントロールという言葉が印象的で
題名だけで気になってしかたがなくなり
思わず手に取りました。

なぜ、人はだまされてしまうのか？

みなさんは、なぜだと思いますか？
それは、社会的動物である人間の特有の特性

「相手を信じる」

ということだそうです。
具体的には、親しみを抱いたり
愛情や信頼をもったりすることです。

人類は、高い知能を持っていたために
信じるという特性さえも悪用することを覚えました。
それが、マインド・コントロールです。

社会的動物において
他害の信頼関係は、生存に関わる重要な基盤です。

仲間同士が相手を欺くということは
もっとも唾棄すべきうらぎり行為である

マインド・コントロール　「なぜ騙されてしまうのか」P45

仲間をだましたものは
集団全体から糾弾や排除を受け
いずれ生存が行き詰まる運命にありました。

それゆえに
信用できない人間だという烙印を押されることは

破滅

を意味します。
ブレーキがかかるのです。

私も小学生の頃、悪さをしたことがあります。
具体的には書きませんが、法に触れるレベルのことを…

周りがしていて
「おい、やってみろよ！」
と言われ、
つい、やってしまいました。

最終的には親にバレて
コテンパンに怒られた経験があります。

小学生ですらも、法に触れる行為でさえも
仲間がしていれば、やってしまう。
他人事ではありません。

逆に、私も同じことをすることで
仲間意識が高まったという記憶があります。

信用・信頼を悪用せず、自分や周りの人たちの
笑顔と成長のために使いたいものです。

今日の記事は以上になります。
最後までお読みくださりありがとうございました。