東京都国立市における大学通り緑地帯(公園緑地)内での土壌水分の計測と都市域における雨水の流出抑制への展開について

9月12日撮影

計測した12日の前に1日から11日にかけて府中にあるアメダスのデータで合計で52ミリの
ややまとまった雨が降り日照時間が短い日が続いたことで蒸発するよりも地中に浸透する量の
方が増えたからか地下30センチの土壌水分量が増えました。メーターが黄色く塗られた目盛りを示していますがこれは土壌に含まれる水分量が過剰であることを示しています。
9月17日
12日の計測から5日後の写真です。pFメーターの値が急上昇していました。メーターの針は
ー(マイナス)35KPaを指示して降り切れそうでした。
写真のように表面が乾ききり水分量が急激に減っている状況でした。ただし、計測用の穴の壁を
伝って水が吸われて測りたい深度の本来の値と変わった可能性もあります。
9月30日
9月17日からこの写真を撮影した30日にかけて日本列島を通過した台風の影響による
降雨(府中にあるアメダスのデータによれば合計で239.5ミリ)で土壌水分量が増えました。
メーターはー(マイナス)11KPaを指示していますがこれは適正な範囲内です。降雨から
しばらく時間が経過してすでに地面の表面が少しだけ乾き始めていますので直後に計測できたら
もう少し違う値になっていたと思います。

 ほぼ1週間に一回の割合でハローワークに通いながら計測を続けて
いますが本来でしたら連続的にかつ複数の地点で計れれば土壌条件と
雨水流出の関係をもう少し明らかにできると思っています。
 色々な学術系のイベントに参加して成果を発表しつつ、研究資金の
継続的な確保もしたいと考えています。
 投稿をご覧いただきありがとうございます。



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