還暦推し活のススメ(その1):Snowmanファンになって発見したこと

約4カ月前にSnowmanのファンになって以来、現在に至るまで、冷めることなく毎日楽しく推し活ライフを満喫している私ですが、

こんなに楽しいこと、自分だけで独り占めするのはもったいない!
ぜひこのすばらしさを周りの友人とも分かち合いたい!

ということで、同年代の50~60代前半の友人たちへの布教活動にもせっせと励んでいます。

が。

「わたし某アイドルにはまっちゃってさあ・・・」

「えええー! だれだれ?」

「えへへ。。。Snowman」

というやりとりを経て、友人たちの初期反応は、おおよそ以下のように大別されます。

①    「へえ~・・・」 
生ぬるいあいづちでその会話からの逃亡をはかる

②    「え、なんで・・・」
なぜその年でアイドル、しかもどまんなかにはまる・・・というあわれみのまなざしでおわる

③    「あ~ 推し活って認知症予防にいいらしいよ」
老後の方向に話がずれる

しばらくこのパターンのリピートを通じて、さすがの私も、どうもこのままだと同年代には響かないぞ、と学習しました。

でも私自身が、彼らのファンになって以来いいことしかないので、ここであきらめたくないのよねえ。(おばさんの真骨頂、「ザ・余計なお世話」)

ということで、ちょっと考えた末、布教活動の切り口を

「推し活による具体的な効能効果を訴求する」

に切り替えてみました。
中高年はとかく「効能効果」に弱いですからねえ。

そうしたら!

効果てきめん、とまではまだいかないまでも、話にのっかってきてくれる率が大幅に改善したのです。

私が主張している効能効果はざっとこんな感じです。
念のため申し上げておきますが、いずれも本当に自分自身が体験したことですよ。

「ダイエットに効果があるよ!」

「お肌の調子もよくなるよ!」

「 そんでもって毎日がなんだかとっても楽しいよ!」

書いているそばから我ながら怪しい美容広告みたいなので、あえてしつこく繰り返しますが、これ、すべて実際に私自身が現在進行形で体験していることです。

だからこそ、たとえ相手に怪訝な反応を返されたとしても、自信をもって前のめりに語りつづけることができます。(え、ますます怪しい?)

で、友人たちの反応ですが。

いまのところ、中高年女性に関しては100%の確率で

「えーそれはいいねー ♪」

という食いつき。大成功。
さらに多くの場合、数日後に

「そういえば、あんたがこの前言ってたSnowmanって、私の〇〇がファンだったよ」

みたいなLINEが送られてきます(〇〇には、姪とか親戚の子とか娘の友人とか近所のママ友とかが入る)

そうなるとしめたもの。

定期的に私が送りつける動画を、2~3回に1回くらいの割合で見始めて、

「えー あのひとSnowmanだったの? 俳優だと思ってた」

とか

「ラヴィットに出てるあの子、すごくダンスうまいね。びっくりしたよ~」

などという反応が返ってきはじめます。

ふっふっふっ。ようこそ雪の穴の入口へ。
あなたはだんだん好きになる~ どんどんずぶずぶはまっていく~ 

と、ざっとまあこんな感じで、中高年への布教活動に(も)余念がない私ですが、自主的なこの活動を通して目下感じているのが、

Snowmanというアイドルは、かなり中高年に親和性が高いのじゃないかしら?

ということです。

その理由をちょっと考察してみると。

まず、周りをみたら、ごく身近なところに「スノ担」がいるからとっつきやすい、というのは大きなポイントのような気がします。それこそ姪とか親戚の子とか娘の友人とか近所のママ友とか、誰かしら、実はすぐそばにSnowman好きが「いる」。

あと、もうひとつ間違いなく理由としてありそうだと私がにらんでいるのが、9人のメンバー全員が礼儀正しくて、品があって、努力しているところ。

昭和世代は、私自身もそうですけど、「礼儀」とか「あいさつ」とか「敬語」とか「努力」とかが好きなんですよ。人をみるときにこれらを重要視するんですよ。

あと、これも身もふたもないんですけど、もってうまれた品の良さを「育ち」という表現であらわす。つまり気にする世代なんですよねえ。

さらに、ちょうど自分たちの娘や息子が30前後なので、彼らを「自分の息子」「娘の彼氏」として見がち、という傾向もあるあるです。

「なんかSnowmanって、全員みんな(品があって育ちがよさそうで礼儀正しくて敬語もちゃんと使えてすごく努力していて)感じがいいねえ」

みたいな発言って、このあたりから出ているのでは、と。
えっと、ちなみにカッコ内は、友人たちの心の声を勝手に私が読みとってます。読心術かよ。

Snowmanはメンバー全員がそこをかるがるクリアしているので、私も自信をもって布教活動ができるという次第です。

さらに9人もいて、みんなルックスと個性がバラバラなので、バリエーション豊富で、「理想の息子」「理想の娘の彼氏」が好みに応じて選び放題というところも好条件ですねえ。

というわけで、中高年へのSnowmanの布教活動、今のところやりがいしかないです。誰にも頼まれてないけど。むしろ周りは迷惑かもだけど。

ということで、次回は、「還暦推し活の具体的な効能効果」についてお話ししようとおもいます。

次回につづく。


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