
Photo by
nakameguromt
成長と時間感覚の比例
私の感覚では、どうやら成長と時間の進みが比例しているように感じているようだ。
成長すれば時間が進み、成長しなければ時間も進まない。
この事に気付いたのは、季節の変化を良いなと感じたからだ。私は基本的にそういう事を感じない。
考えると、最近は成長したという実感があったのだ。成長は嬉しい。だから季節の進みも嬉しかったのだ。そして、最初に書いた結論にたどり着いた。
思い出してみれば、逆の事もある。成長を感じなければ、時間も止まるのだ。
私には不登校になっていた時があり、その中でも一年ほどの間、成長している感覚がなかった。私の中でその一年は時間が止まっている。振り返ってもその時間だけ切り取られて別の所にあるようだ。それ以外の時間は繋がっているというのに。
外に出ていなかったというのもあるだろうが、やはり成長をしていなかったからではないかと考えている。
成長する感覚は常に得られるようなものでは無い。
だから、きっとこれからも私の時間はゆったりと進んでいくのだろう。もしかしたらまた止まるかもしれない。けれど、たまには速く進む時間を感じる良さを味わいたいなと思う。