日本株急落後の投資
日経平均が大きく下落した要因はキャリー取引にある、というのは、リーマンショックの時とかを見るとある程度信用できると思う。
では、キャリー取引は90%が解消したといろいろなニュースで書かれているけど、日経平均は下がりきってこれから上がるだろうか?
予想としては、株価下落とともに為替が不安定になったことで日本への投資に対する不安心理が強くなり、じわじわと回復するように見せて、一つのニュースで大きく下げる展開が続くのでは?と思ってる。もう一度、底値を試すような展開があるような気がする。
特に9月のFOMCで利下げが決定した場合、分かっていたことにも関わらずパニック的に大きく円高に振れ、それを受けて日本株もパニック的に下落するんじゃないだろうか。でもアメリカの利下げは株にはプラスだから、理性的な買いが徐々に入り、そこから少しづつ回復し、アメリカ大統領選が終わってからは回復が鮮明になる、そんなシナリオでどうだろうか。
投資方針としては、長期投資の目線で割安な銘柄は買う、円安効果があった銘柄はいったん手放す、米国株と金と米債はいったん減らしFOMC後の様子を見て買い進む、といったところか。
このまま調整を挟まず上昇する、また、米国の金利低下幅を小さいと市場が見て円高にならない、というストーリーも考えられるので、半々の投資にしようと思う。