急激な円高と株価下落で思うこと
ここ1週間で市場は大きく変動しました。
円高が急に進み、それを受けて日本株が下落しました。米国株は大統領選の不確実さを受けて下落、円高進行とダブルでの下落でした。米国債はドル建てでは堅調も円高の影響を受けてこれも下落しました。
私のポートフォリオは円高の影響が大きく、1週間で5%近い下げとなりました。単一銘柄ならともかく、全体でこれだけ下がるときついです。
冷静に見れば、これほど急に円高が進む要因は為替介入くらいしかなく、株も日米ともにこれほど下がる要因はありません。今回の下落は不安感に基づく、合理的理由のないものと考えます。これまで上昇していた分が、利益確定に押されてなくなったんだろうと考えます。
しかし、残念ながら上昇時にかなり目一杯投資してしまったため、今回導入できる資金がありません…。先週、米国の証券会社が利益確定を勧めるなど、利益確定の動きがあったのは分かっていたのですが、「長期投資だし」と思ってそのままにしておきました。しかしやはり、100万円はきつい…。
今回の下落で気づいたことは…
・円高に弱すぎるポートフォリオになっていた
・変動前に利益確定の動きがあったのに「長期投資」と思って売らなかった
・やっぱり大幅下落はきつい
です。
今後の教訓としては、
・為替は急激に変動する。その可能性も考えてポートフォリオを組む
・長期投資といえども利益確定のタイミングを考える
・急激な変動時に出動できる資金を取っておく
になります。
1番目は新たに得た教訓でした。
2番目と3番目は、分かってはいてもなかなか出来ないんですけどね。
今回は上手く立ち回ることができませんでしたが、合理性の無い下落なので、円安要因が強かった銘柄の投資割合を少し減らす程度で大体このまま保有を続けるつもりです。