RTA in biimで言ったネタ、言えなかったネタ
先日、ニコニコのRTA界隈のイベント「RTA in biim」にて、マインドシーカー並走会に参加させていただきました。
数時間ほぼ同じ画面が続く本作を走るにあたり、話のネタは死ぬほど用意しておかないとマズいという危機感がありました。ネットの海や手持ちの書籍などからネタを集めていた訳ですが、本番に話したネタ、話さなかったネタでも置いておきます。
●話したネタ
卒業検定の確率
これは絶対必要だと思ったので、一番に作りました。チャート作りの面もありますが、主目的は「視聴者への状況説明」です。卒業検定で詰まるのは大体の方が理解しているとは思いますが、見た目で分かりやすい尺度があると、状況を掴めて入りやすいと思いました。他にも検定やレベル∞など、関門を突破した際にエフェクトを流して一目で状況が分かるようにする案も考えてましたが、時間が足りずお披露目とはなりませんでした。
モンティ・ホール問題
確率を扱うゲームということで、有名な確率問題を引っ張ってきました。なんとなくでも予想できる問題ですし、割と説明もしやすいので本番で使いました。挿絵には視聴者に馴染みが深いであろうドアドアを採用。まさか走者にモンティ・ホール問題を知っている方がいるとは思いませんでした。しかも自分より詳しかった…!
もう一つ有名な三囚人問題も一緒に出そうかと思っていましたが、こちらは口だけでは説明が難しく、お蔵入りにしました。
乱数の話
ドルアーガのステージ生成をランダムでやってるって話。視聴者に馴染みのあるゲームですし、内容が面白いので絶対に話したいと思ってました。マインドシーカーが前編にわたって乱数が関係する性質上、どの場面でもこの話を始められるので良いネタでした。ネットに詳しく説明された記事がありますので、興味がある方はそちらをどうぞ。
容量削減の話
マインドシーカーで特にみられるような要素ではありませんが、ファミコンを語る上では外せない話題でしたので、用意してました。視聴者にも詳しい方が多く、参加しやすい話題なのは良かったと思います。この話題は探せば沢山ネタがあるので、弾も多くて今回で一番優秀なネタだと思います。
●話さなかったネタ
ファミコンの色数の話
スプライトやら背景とも併せて、ファミコンゲームの仕組みについて語るネタ。透過色を使っていて、BBとやってる事が似ているので、説明がしやすいネタでした。本番に話すのを忘れていてお披露目とはなりませんでした。ただ理解度が不十分だったので、話してたら事故ってた可能性があります。最終的には、キヨタは背景で口だけスプライトで動かしてると思う、って話にする予定でした。
正規分布の話
これは確率と統計に関する話。絵がないと説明しにくいので、用意する予定でしたが、時間が足りませんでした。パン屋がパンの重さを誤魔化してるのを正規分布で見破った、という実話があり、面白く話せる話題だと思います。統計や確率から色んな話に繋げやすく、着火剤に良い話題なので勿体なかった…!
RTAランキングについての話
結果的に閉会式で話す場を用意して頂けましたが、マインドシーカーを走っている時は話すタイミングが見付けられませんでした。この話に繋げられそうなものがゲーム内にありませんでしたし。
この話題については実はまだまだ話してない事が沢山あります。
用意していたネタについてはこんな感じです。全部話さなかったのは、視聴者や他の走者の方と楽しくおしゃべりできてたってのもありますし、他の走者の方が聞き上手だったってのも大きいです。無事に終われて良かった!
こんな記事を書く前に完走した感想を書くべきだと思うんですが、またそれは後日書こうと思います。