一番星 THE FIRST STAR 解散LIVE@LINE CUBE SHIBUYA 23日間の軌跡
9月25日、26日に結成LIVEをした演劇ドラフトグランプリから生まれたアイドルグループ一番星(ザ・ファーストスター)がLINE CUBE 渋谷で解散ライブを迎えることになりました。
その活動期間なんと23日!
ライブ内で流れる嘘インタビューで伝説になりたいから短い活動期間で解散します……いいえ本当は予算です予算がかかるんですとメンカラレッドのゆーくんが答えてましたが、こんなに短い活動期間で解散したアイドル他にいるんでしょうか?!いそうではありますが、豊洲PIT、LINE CUBE 渋谷を満員にする人気のまま23日で解散したグループは他にいないでしょう。
私の中では本当に伝説となりました。
結成ライブが決まった時から解散ライブが決まっていた一番星ですが。結成ライブがおわったあたりから解散理由を予想していました。きっと解散ライブ冒頭は、控え室で一言も話さなくなった不仲状態になった一番星の寸劇からのスタートだと思ってました。控え室で各々好き勝手に振る舞いながら控え室を横切ろうとしたよしぽんと、これまた控え室を横切ろうとしたゆーくんの肩がぶつかり「あっ?」みたいな一触即発の空気。ヤバイヨヤバイヨ!と焦るハニー、我関せず鏡を見てるりょっち、ほゆが「まぁまぁ」と間に入ったにも関わらず、よしぽんとゆーくんは「なんだよ」「そっちこそなんだよ」とメンチのきりあいが始まり本格的に止めに入ったほゆの右手がよしぽんのほほにクリーンヒット「殴ったね。父さんにも殴られたことないのに」というよしぽんのセリフから、本格的に始まった喧嘩と仲裁でみんなが団子じょうたいになり暗転「「「「「もう解散だ!」」」」」からライトがつき解散ライブが始まると思ってたんですが(寸劇にはフォロワーさん案も含まれています。)実際に始まったのは演劇ドラフトグランプリの再演でした。
もう一度あの時の興奮を経験したかったのでこの演出最高でした。
冒頭、会場に流れるLast Shining Ray。しかしよしぽんのいない一番星。はてなを浮かべる客席。先日までNYに行っていたらしい荒牧慶彦さん、ライブに間に合わなかったのか?とか私が考えているうちに登場するコート姿のよしぽん。ここで初めて再演だと気づきテンションがあがりました。
すっかりライブが始まると思って立ち上がっていた私たちを座らせてくれた荒牧さんの心遣いに感謝しつつ回想というていで、再演を見たあと始まったライブは客席前で歌うのも三回目ということあってクオリティの高いものでした。
再演もあったせいかMCは少なめで結成ライブよりもライブ感が強かったかもしれません。
途中、嘘インタビューが挟まれるものの続けての楽曲発表に疲れた顔を見せず絶えず笑顔で時にセクシーな一面を見せながら踊る皆さんはまさしくアイドルでした。
演劇ドラフトグランプリの再演、今回は時間制限がなく皆さん自由にのびのびとしていて仲の良さがうかがえました。解散に向けて皆に向けた手紙を初見で読むコーナーも和気あいあいとしていて、こんなに仲が良いのに解散なんてないよ!と解散不仲説を推していた私は不仲じゃないなら解散するな……と寂しさを覚えていたのですが、終盤、数曲のためにアイドルらしい真っ白な新衣装を用意し、新曲まで用意してくれた一番星に面白さの方が勝ってしまい。大満足のうちにライブはアンコールまで迎えて終演となってしまいました。
真っ白な新衣装はきっとこれが終わったらゴミ箱にぽいだよ(なのに作っちゃったテヘペロの意)みたいなことを言っていた荒牧慶彦さんですがどうやら今年12月10日に行われる演劇ドラフトグランプリのオープニングでもう一度、一番星の姿を見れるらしいです。
演劇ドラフトグランプリは今年で一旦の終了を迎えます。
チケットもまだ取れるようです。
一番星の姿をもう一度見に行ってみるのもいいですし、それ抜きでも色んな演劇が楽しめるので興味がある方はぜひ。
今回の一番星の解散ライブの配信もありますし、いつでも見返せるようにDVDで手元に置くこともできます。
一番星に興味を持った方、ぜひ一度俳優たちが完全無欠の完璧なアイドルを演じたイベントご覧になってみてください。