【節約がつらい しんどい】 その理由と正しい節約法
貯金・将来のため節約にトライしたものの、
しんどさ・つらさを感じてしまい、心が折れそう…
そう感じたことが一度はあるのではないでしょうか。
節約は資金繰りの改善方法としては有効な手段ですが、
方法を間違えてしまうと、ストレスがかかる上に、
思ったような効果を得られない可能性があります。
そこで、この記事ではその原因や対策について
解説していこうと思います。
そもそも、節約はやるべき?
そもそも節約は本当にやるべきなのでしょうか?
「余裕を持った資金繰りをしたい。」
「将来に向けて貯金をしていきたい。」
そう思われているなら、間違いなく答えはYESです。
なぜなら節約は、
・効果がすぐに出やすい
・誰でも着手できる
から。
給料を上げて収入を増やす、
資産運用して貯蓄額を増やす、
といった選択肢もありますが節約ほどの即効性や確実性はありません。
節約であれば、専門知識や経験・スキルは必要ありませんし、始めたその日から成果を出すことも可能です。
金銭的な余裕ある生活を求めるのであれば、
節約はまず最優先で取り組むべきことなのです。
なぜ節約がストレスになるのか?
①お金を使う=悪い マインドに陥っているから
節約を始めると、無駄な出費を減らそうと、
お金の使い方を見直しますよね。
・不要な支出はないか?
・もっと支出をおさえられないか?
節約志向の素晴らしい考えとも言えますが、
実は『支出を抑えよう』というマインドに落とし穴があるのです。
節約で重要なのは、
「無駄な支出を減らす・抑える」ことであって、
「支出が少なければいい」ということではありません。
「今日のご飯はもやしで済ませよう。」
「友達と外食に行くのは控えよう。」
といった具合に、全ての支出を減らそうとしてしまうのは間違っています。
不要な支出は抑えて、必要な時はきちんとお金使う。このメリハリが大事なのです。
②細かく管理しすぎている
これは私の体験談ですが、
細かく数値管理をしながら節約するのは、続ける難易度が非常に高いので、オススメできません。
レシートを保管してみたり…
家計簿を毎月つけてみたり…
項目ごとにお財布をわけてみたり…
どれも結局めんどくさくて続きませんでした。
節約で大切なのは継続すること。
自分に合った無理のないやり方を見つけるところから始めてください。
③価値よりも値段で判断してしまっている
100円する商品と、
1000円する商品があったとします。
あなたならどちらを選びますか?
節約を考えている方なら、
100円の方を選ぶかもしれませんね。
ですがここで忘れてはいけないのが、
その商品が持つ価値。
使える回数は?どんな機能がついている?
将来売ったらいくらで売れる?
など、その商品が生み出す価値のことです。
「安い靴を買ったら、すぐに傷んでしまった。」
「安いPCを買ったら、処理が遅すぎて結局買い替えた。」
このように、安さを重視した結果、
結局後になって追加費用が発生したり、
満足感を得られない、なんてことが起きてしまいます。
価格だけではなく、価値も合わせて判断すべきです。
正しい節約のやり方は?
効果の高い固定費の見直しから始める
節約を成功させるのであれば、
まずは固定費を見直してください。
なぜなら、
固定費削減は節約効果が非常に高いから。
固定費とは毎月定額でかかる費用のこと。
・住居費(家賃、管理費、共益費など)
・光熱費
・通信費
・保険料
・サブスク代
などを指します。
例えば今日、野菜を安くで購入できたとしても、
明日はどうなるかわからないですよね。
金額的にみても、せいぜい数十円〜数百円程度のことです。
一方で、
携帯代が月4000円から2000円になった場合。
月2000円の削減ですから、
年間24000円の節約、3年間で72000円もの節約になります。
携帯会社の料金改定やサービス変更がない限り、
この価格が継続されるので、
見直した後は基本的に放置でOKです。
買い物の度に値札と睨めっこして、
支出を抑えるのは非常に労力がいりますし、
大きな節約にはなりません。
労力もさほどかからず、
金額のインパクトも大きい。
これほどメリットのある節約はないですよね。
固定費削減は最優先で取り掛かるべき節約法なのです。
優先順位をつけて変動費を削減する
固定費の見直しができたら、次は変動費の見直しです。
変動費とは、
・食費
・日用品費
・交通費
・被服費
・美容費
・交際費
・娯楽費
など、月によって変動する項目のことです。
変動費を見直す際に大事なポイントは、
優先順位をつけること。
「ファッションが好きだから、被服費は減らしたくない」
「旅行には行きたいから娯楽費はそのままがいい。」
など、自分にとって必要だと感じる支出は
後回しにしましょう。
ただし、「どれも大切だから」と言ってしまっては、変動費の見直しにつながりません。
減らしたくない項目の中でもランキングをつけて、
一番下位にきたものから見直してください。
フリマアプリを活用する
「欲しいものはこれまで通り買いたい!
でも、支出はなんとか押さえたい!」
という方は、フリマアプリを活用してください。
欲しい物が安い値段で購入できますし、不要になれば販売してお金を得ることもできます。
個人的には商品の数の多さ・安さから、
メルカリが一番気に入ってますので、興味がある方は、下記URLよりダウンロードしてみてください。
※招待コード【ZHSCUN】を入力すれば、500円分のポイントがもらえます!
家計管理をアプリで自動化する
収支の確認をするのに、
毎月細かく家計簿をつける必要はありません。
おすすめは、現金支払いをやめてカード・電子マネー支払いのみにする。
そして、家計簿アプリにカードや口座情報を登録して、自動で収支が見えるようにすることです。
アプリが自動計算してくれるので、
こまめに収支をチェックする必要はありません。
私はMoney Forwardというアプリを使っていますが、入金・出金があるとお知らせメールが届きますし、資産の内訳(どこの銀行にいくら残高があるか)も一目瞭然でわかるので、とても助かっています。
PayPayや楽天payと連携していないところは
少し不便ですが…(カードがあればいけるみたいです。)
アプリで収支管理は全て自動化しましょう。
節約だけに頼らない
根底をくつがえすようですが、
節約成功のコツは、節約だけに頼らないこと。
なぜなら、節約には限界があるからです。
どんなに努力しても、0円で生活をすることは不可能ですからね。
効果が出やすい一方で、
限界があるのは節約の弱点と言えるでしょう。
・スキルアップをして昇給を狙う
・給与ベースが高い企業に転職する
・副業をして副収入を得る
・株式投資をして配当を得る
など、他の手段も並行して取り組んでください。
節約に比べると、成果が出るのには時間がかかりますが、将来的に節約の弱点を補ってくれるはずです。
まとめ 節約がしんどくなる理由と、正しい節約法
今回の記事では。節約がしんどくなる理由と、正しい節約法について解説しました。
節約がしんどくなるのは、
①お金を使う=悪い マインドに陥っているから
②細かく管理しすぎている
③価値よりも値段で判断してしまっている
から。
正しい節約の方法としては、
・効果の高い固定費の見直しから始める
・優先順位をつけて変動費を削減する
・フリマアプリを活用する
・家計管理をアプリで自動化する
・節約だけに頼らない
とお伝えしました。
節約は将来の備えとして必要ではありますが、目の前の生活に支障をきたすようでは本末転倒です。
正しいプロセスをとり、他の資産形成法(収入UPや資産運用など)と組み合わせながら、うまくバランスをとって進めてくださいね。