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不幸を預ける7屋もない

7月はドッペルゲンガーのようだった。大学も始まり、少しずつなれだした。前までは人と関わるなんてどうでもいいなんて思っていたが、結局元はおしゃべりで自意識が高い人間なもので人と話すと言うことはやはり楽しい。1年間ほぼ一人で製作していた身としてはこの環境はなんだかんだ嬉しいと思ってしまうのは必然なのかもしれない。いやそうしよう。その方が気が楽でいいもんだ。
しかしこう人と喋るようになると気づいたことがある。自分は話すのがどうも苦手なことだ。コミュニケーションはキャッチボールのように考えられる。相手に向かって安定な軌道を描き、しっぽり相手の胸元に収まることがいろはの「い」なのだ。基本これができるやつは会話が上手いし、いろんな攻め方ができる。だが私のボールはこうはいかない。投げたボールは相手の頭の上、股下、顔面、それはもう見当違いもいいところの場所にあたってばかりである。客観的に見ると某女優の始球式みたいであろう。考えるだけでもなんか残念だな…と思うしかない。それぐらい酷いものなのだ。それに気づいてから、軌道修正しなくてはと謎の意識が働き、余計にこんがらがってしまっている。さらに面倒なことがある。他の人の癖の強さだ。そういう大学に入っているので当たり前なのだが、それに対応してコミュニケーションをとることはなかなかに疲れる。みんなとてもできた人ばかりなので、そのことを正直に言いたいところなのだが、初めてのキャッチボールで自分よりも会話下手な人間が高校球児に 「あんた、ちゃんとボール投げろよ。」ということができるわけがない。いや無理だ。そんな悩みを謎に抱えている。
最近殺人鬼になりたいと思い始めた。正確にいうと行動は普通だが、やべえことは考えてる人になりたいのだ。これは先述した悩みにも繋がることだが結局これは自分で勝手に思ってることで、相手は何にも考えていないものだ。それに毎日悶々と生活をしている自分てなんてくだらないんだとふと気付いてしまった。結局相手のことなんて一生他人だし、相手も同じなのだ。そんなことに気づいた時、だったら普通に生活をした方が得だなと感じ、最近はふーわっと生活している。だが製作では一層過激に生きていこうと誓った。
夏は近いが、流行病も近くなってきた。暇でもできたら気まぐれに海に行ってぼーっとでもしたいものだ。大きめのやつもひとつ作りたい。ひとまず今できることはtwin peaksの続きを見ることだ。

PS;禁断の惑星かAwichの洗脳を爆音で歌いながら、川で飲んでくれる人を探しています。一緒にやりたい人は連絡ください。

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