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逃げの徹夜の愚痴話。

夏の終わりにしてはやけに涼しく気持ちが悪い。窓の外からは秋風めいた寒さが肌を、昔覚えて忘れた虫の鳴き声が耳を、そこなく悲しくなるやめが目を。やけに眠たいのはこの前の寝不足のつけがまわってきたみたいである。にしても最近、あまりぱっとしやしない。というのも生活感があまりにもないことがすごく自分を悩ましている。来月の終わりにグループ展があり、私はかなり大きさのあるものを作らなくてはいなないのだが、そのアイディアが枯渇してしまったようで、今はなんで俺は絵を描いてるんだという哲学者ぶる期間に入ってしまったようだ。こうなってしまうとなかなかいいものが出ないもので試しにコピー紙にドローイングしてみて、なんか違うと思いダンボールに描いてみて、現在はキャンバス生地に描いたら思いのほか絵の具の付きが悪いことに気づき、2度ほど勝手に凹んだという状況で落ち着いている。私は頭の中でいろいろ考える割には手が動かない。もう少し柔軟な生き方をしてもいいんじゃないかと思い気づき始めているけれど、ここでも優柔不断なたちが出てしまっている。ああ情けない。早めに決めなくては…。

今回の作品は小説を書かないというルールで始めたのだが、それが今自分を苦しめてならない。絵を描くときにぼんやりとしたイメージからくっきりと探り探り描き込んでいくのが割と一般的だと思うのですが、僕は始点をある程度くっきりとさせなくては気が済まないのだ。自分の中の世界観の軸見たいのを早急に作り、そのものに絵を合わせていくような感覚なのです。これは自分にはあってはいるのですが、時間を長時間使ってしまうという弱点と文字の力が強いという性質が絵に悪影響を与えており今それを打開したいのですが、うまくいかないものなのだなとよくわかります。ああもう解禁しちゃおうかな〜。

PS
最近買った飲むお酢がうまく、禁酒できるかもなんて思いました。

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