本末10倒
10月は体が忙しい月だった。月の始まりに見事に体を壊し、そのまま入院。大学の後期の最初の一週間はベットの上で過ごすことになった。体調が戻った後の大学は何も変わらず、ただ真面目に楽しそうにみんなは制作をしていた。結局負けじと頑張ったところで時間は戻らず、中途半端な形で提出しなければいけなかった課題はとても不満で、体を鍛えるようにしようと深く反省した。昔は週に4回ぐらい剣道の稽古に行っていた私でもそれはもう昔話で、こういうのに頼り切った姿勢はやめんとななんて思う。またついでと言っていいものかはわからないけど、髪を染めることができなくなったのは少し痛い。ちょっとかなしいけど自分的にはこの三毛猫のような不精頭は気に入っているので当分は我慢だ。
今月は展示用の作品を完成させた。正直この作品の見た目に関していうと全てがその場繋で、完成した後に撮影した写真を見てなんかよくわからんなと単純に思った。逆にテーマはよく考えていると思うのだが、途中でこれすごく自分よりだよな、てかこれ気持ち悪くねと気づいた。実際「彼女」というもので参考にできるのが昔の彼女であり、他の部分は妄想という実に偏見と自己満足でできた作品であるため、そう思うのも必然だろう。おかげで見事に間違いに間違いを重ね、短文でこの作品を説明するのが難しい。わかりやすさが全てとは思わないが、読みたくなる哲学書ぐらいの塩梅の方が自分的にはとても大切で、観客とつな引きができることが理想だ。でもバカさはいい。そこだけは次回につなげたい。
あと人との会話がだいぶ増えた。主に同じ大学の人なのだが、やはりこういう大学に来る人たちだ、今更ながらヤバい人ばかりだと思わせられる人ばかりだった、今更それに気づいたところでもう逃げられないのだが。それはそれで刺激的でいいもんだと喜ぶ反面、初めはみんな俺のことが嫌いだろうと勝手に妄想していた自分に鉄槌を下したい。しかしその反面、のんびりとした時間に流され、自分の制作が疎かになってしまっているのがよくない。緊張感というものをもう少し意識して頑張りたい、来月はきっと…。
最近はめっきり冷えて、実に散歩がしやすい。働き先も何か新たなところを見つけたいものだなとふと思う。最近、とてもいいアイデアを思いついたので、早速作り始める。あと展示はオンラインで鑑賞できるので、もしこの駄文を書く人がどんな作品を作っているのか気になったら見てほしいです。うちの子をよろしく。
PS:スイッチ買ったので、誰かグダグダゲームしましょ、スプラとかピクミンとか。