第三フェーズ突入
最近漫画を読むようになった。
高校生の頃に小説にハマって以来、漫画はほとんど読んでこなかった。活字しか受け付けなかった。その活字から頭の中に映像を浮かべながら読むことが好きだった。漫画はその必要がない、というか出来ない。その頃の僕は「漫画は子供が読むもので、大人は活字本を読むものだ」と勝手に決めつけていたのだ。今考えたら、なんて浅はかな考えなんだ…と呆れてしまう。
僕も高校生になるまでは、ガッツリ漫画を読んでいた。むしろ、漫画しか読んでなかった。ちなみに好きだったのは「世紀末リーダー伝たけし」(今でも変わらないマイベストワン)、「クローズ」(中学生時代の教科書)、「浦安鉄筋家族」(立ち読み限定)、「デスノート」(初めて自分で全巻購入)といったとこだろうか。
漫画どハマり時期を経て、活字中毒時期へと移行し、現在、面白ければ漫画も活字も関係無し期へと突入した。
現在のフェーズに移行したキッカケは些細なことだ。いつも行っているバーバーで、漫画好きのスタイリストに読むことを勧められた。「マジで絶対読まないと人生の8割損してますよ」と言われ「そこまで言うなら」と、騙されたつもりで読んでみた。予想の2000倍面白かった。危うく、人生の8割損するところだった。
それからは定期的にTSUTAYAに向かい、レンタル漫画コーナーで面白そうな漫画を探し漁ることが楽しみの一つになっている。
だからといって、漫画だけにのめり込むこともない。やっぱり活字には活字の良さがあるし、中毒にはなったままだ。
どちらかを選べ! と言われたら、ほぼ迷わず活字本を取るけど、漫画も読み続けたい。
漫画。本当に面白いのだが、完結されていないものを読むと、次が気になってしょうがない。完結させてから、一気にドン! スタイルになってくれないかな……。
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